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189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 22 46 23.39 ID mRLhbQykO アライちゃん1「…の…だぁ…」ピクピク アライちゃん2「」 アライちゃん3「なの…だぁ…」ピクピク しばらく失神していたアライちゃん達だったが、水分が体に浸透してきたのか、 意識を取り戻していった。 アライちゃん1「うぅ…すこし、らくになったのだ?」 アライちゃん2「…ぅ…」 アライちゃん3「なんだったのだ…」 すると、籠の外から美味しそうな匂いが漂ってくる。 『さて、後はクーラーボックスの中身だな。毒物検査用意』 『ってか、毒物検査って必要なんかね?』 『知らないのか?毒物検査無かった頃のアラジビフェスでは、アラ信のバイオテロで6~7人病院送りになったんだぞ』 『はぇ~…。うん、オッケーっす』 アライちゃん1「なんなのだ!?おいしそうなにおいなのだ!あらいしゃんにもくわせるのだぁ!」ガシャガシャ アライちゃん3「たべものいっぱいあるっていってたのだ!あらいしゃんたちもたべれるっていってたのだ!よこすのだぁ!」ガシャガシャ 190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 22 54 41.46 ID mRLhbQykO 現在時刻はAM10時。 アライちゃん達は、まる1日何も食べていなかった。 アライちゃん1「ぅ…ぁ…しんじゃう…のだ…」ピクピク アライちゃん3「ご…は…」ピクピク アライちゃん2「…」 もはや空腹がどうこうというレベルではなく、栄養失調により命の危機に瀕していた。 アライさんの子供は、赤ちゃんのころは仔ウサギ程度の大きさ…体長10cmでありながら、 たった1~2年で人間の少女ほど…150センチの大きさへと成長する。 つまり、3日で1センチ程背が伸びるという恐ろしいほどの成長スピードをもつ。 また、こんなに小さな頃から言語を話せるほどの知能を持つため、 脳が消費するカロリーもそれ故に馬鹿にならない。 よって、アライちゃん達は大変食欲旺盛なのである。 191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 22 59 28.31 ID mRLhbQykO アライちゃん達は、見た目だけならそれほど痩せ細ってはいなかった。 これまで畑荒らしやゴミ荒らし、母親が狩った小動物の死骸から蓄えた脂肪分がまだ残っている。 危機というのは、血糖値が足りないのである。 少しずつアライちゃんの体内では脂肪の分解が始まっているが、それにより得られるカロリーが、 基礎代謝の消費に追い付かないのだ。 細胞から活動エネルギーが減っていき、 アライちゃん達の意識は朦朧としていた。 192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 01 40.14 ID mRLhbQykO アライちゃん1「なにか…なんでもいいのだ…なんでも…」チラッ アライちゃん3「なにか…」チラッ アライちゃん2「…あらい、ひゃんも…はえはい…のら…」 アライちゃん1「…」ゴクリ アライちゃん3「…」ゴクリ アライちゃん2「な…なんなのら…その、めは…」 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 03 58.28 ID mRLhbQykO アライちゃん1と3が次女へ向ける眼差しは、今まで見たこともない表情だった。 フレンズとして植え付けられた人間の理性が剥がれ落ちたような… 餓えた野生動物の目だ。 アライちゃん1「…はぁ、はぁ…!」ジュルリ アライちゃん3「ごはん…ごはん…!」ジュルリ アライちゃん2「こ…こわいのら…ひょんなめれ…みないれ…ほひぃのら…」 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 08 10.42 ID mRLhbQykO アライちゃん1「…!」 アライちゃん3「…っ…」 アライちゃん1「だめ…なのだ…!」プルプル アライちゃん3「おねーしゃあん…!」ウルウル アライちゃん1「いもーと、まつのだ、だめなのだ、あとちょっと…あとちょっとだけ、まつのだぁ…!」プルプル アライちゃん3「おなか、ぺこぺこなのだぁ…!もう、がまん、できないのだああぁ…!」グスングスン アライちゃん1「ごはん…ごはんが、あらいしゃんたち、さんにんを…まってるのだ!」 アライちゃん3「…!う、ううぅぅぅ!」 アライちゃん1「こらえるのだ…!ううぅうぅ…!」ガクガクブルブル アライちゃん3「っ…!」グスングスン アライちゃん2「…」 アライちゃん2「あ、あり…が…と…なのら…いもーと、おねーしゃん…」 198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 16 24.63 ID mRLhbQykO アライちゃん達は、禁忌となる行動を思い止まったようだ。 ということは、恐らくまだまだ死には遠いということなのだろうか。 やがて、籠の外から音楽と共に、大きな声が聞こえてくる。 『お集まりの皆様!ようこそおいでくださいました!これより第13回、アラジビフェスを開催致します!』 \オオォオォオォー!/ 『みんな、腹空かしてきたかー?胃薬持ってきたかー!』 \ミンミーーーーーーー!/ アライちゃん1「なんかにぎやかなのだ…」 アライちゃん3「きになるのだ…」 199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 21 15.06 ID mRLhbQykO 『ステージクッキングは10時30分から開催です!それまでしばらくの間、物品販売ベースでのショッピングをお楽しみください!』 やがて、籠の外から一斉に、たくさんの料理の匂いがたちこめてきた。 アライちゃん1「…!すごいのだ!たくさんいいにおいがするのだ!」 アライちゃん3「あらいしゃんたちもおそとにでるのだぁ…!」 『おーいお前ら』 聞き覚えのある声が聞こえた。 アライちゃん1 2 3「!!!」 食通の友人「ハロー」 食通の友人は、皿を3つと、鍋を持っていた。 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 23 26.92 ID mRLhbQykO アライちゃん1「そ、そのおなべから、いいにおいがするのだ!」 アライちゃん2「の…だぁ…」 アライちゃん3「おねがいなのだ…あらいしゃんたちに、それをぜんぶよこすのだ…」 食通の友人「ああ、そのつもりだよ」 アライちゃん1 2 3「!!」 食通の友人は、器を並べると、鍋から液体を器へと盛っていく。 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 27 12.38 ID mRLhbQykO 食通の友人「待たせたな。さ、ごはんだぞ。美味しいスープだ」 器に注がれた液体からは、食欲をそそる匂いが漂ってくる。 そして、3つの器を籠の中へ入れた。 アライちゃん1「いただきますなのだー!」ガバッ アライちゃん2「…ぅ…ぁ…」プルプル アライちゃん3「おいしいのだ!おいしいのだあああああ!」ペチャペチャ アライちゃん達は、物凄い勢いで器の上のスープを飲み干していく。 スープと呼ばれた液体は、ドロっとしており、非常に濃い味である。 というか、料理を知るものならば、これをスープとは呼ばない。 相応しい呼び方は、「ソース」である。 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 33 29.89 ID mRLhbQykO アライちゃん1「おかわりなのだ!」ケプ アライちゃん3「はぁはぁ、いままでがまんしたぶん、もっともっとよこすのだぁb」 アライちゃん2「…は…はっ…」ペロペロ 食欲の友人「ん?そこの奴が飲み終わってないな…」 アライちゃん1「いもーとはきっともうおなかいっぱいなのだ!だからあらいしゃんによこすのだぁ!」バッ アライちゃん2の器へ手を伸ばす姉。 アライちゃん2「!?」 アライちゃん3「おねーしゃんにあげるのはもったいないのだ!あらいしゃんによこすのだ!」バッ 同じく妹。 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 38 37.09 ID mRLhbQykO 食欲の友人「させるかボケエエェ!」 食欲の友人は、籠の中へ手を突っ込むと、アライちゃん1と2を籠の壁へと押し付ける。 アライちゃん1「はなすのだああ!」ガジガジ アライちゃん3「これっぽっちじゃたりないのだぁ!」ジタバタ 食欲の友人「落ち着けよ…もっとやるから」ガシッ アライちゃん2「」プラーン 食欲の友人は、アライちゃん2と彼女のためのスープ(?)を籠の外へ出した。 食欲の友人「ほら、おかわりだぞ」コポポ そして、籠の中の2つの器へスープを注いだ。 アライちゃん1「おいしいのだあぁぁ!」ペチャペチャ アライちゃん3「しあわせなのだー!」ペチャペチャ アライちゃん2「…おい…ひぃ…」ペロペロ アライちゃん達は再び、物凄い勢いでスープ(?)を飲み干していく。 そのお腹はどんどん膨れていく。 206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 43 11.02 ID mRLhbQykO アライちゃん2「…の…だぁ…♪」ペロペロ 食欲の友人「しっかしこいつ、飲むの遅いな」 先程も言った通り、アライちゃんは運動機能の障害で、鼻からうまく呼吸ができない。 スープを飲む間はほぼ呼吸が止まっているので、息継ぎが必要なのだ。 それに加え、全身の運動神経も危機的状況であり、 うまく飲むことができずにいた。 食欲の友人「よっと」ガシッ アライちゃん2「!?」 食欲の友人は、アライちゃん2を掴むと、 スポイトの中へスープを吸い上げる。 食欲の友人「おせえんだよ!さっさと飲めオラァ!」ドシュゥ アライちゃん2「!!?ごぼ、ぐぼっ!」ジタバタ 食通の友人は、スポイトを使って無理矢理アライちゃん2の口の中へスープを注ぎ込んだ。 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 50 29.58 ID mRLhbQykO … アライちゃん1「いっぱいのんだけど…おみずじゃおなかいっぱいにならないのだ…」ケプ アライちゃん2「」ピクピク アライちゃん3「のみものじゃなくて、たべるものをよこすのだぁ!」 食通の友人「そうだな、そろそろ頃合いか」 『それでは皆様、いよいよステージクッキング午前の部、始まります!』 籠の外から、再び声が聞こえてきた。 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 52 41.90 ID mRLhbQykO 『最初に華々しく先陣を切るのはこのお方!いきなりクライマックスだぁ!みんなお待ちかね、僕らのキチガイ野郎!ショクエモンPだぁ!』 \ワーーーーー!!/ 食通の友人「よしきた。さ、ごはんにするぞ。先にステージで待ってるぜ」スタスタ 食通の友人は、銀の蓋が被さった大きな大きな皿の乗ったカートを押し、籠から離れていく。 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 23 58 18.71 ID mRLhbQykO ~ステージ~ 食通の友人「ハローハロー!ショクエモンPでーす!」ガラガラ 食通の友人がステージへ上がると、舞台の下からは大勢の観客の歓声が迎えた。 観客『ショックエモン!ショクエモン!ショクエモン!』 司会「えー、今回はいきなり1人目からの参加となりました。後の人たちのハードルが上がりそうですね!」 食通の友人「それはどうかな?舞台裏で他の参加者と話してたけどさ、みんなヤベー奴ばっかだよ」 司会「それは皆さんとっくにご存知です」 観客『アハハ…』 ステージの上には、ガスコンロ、流し台など、一通りの調理器具が揃っている。 流し台にはディスポーザーが取り付けられており、排水設備もカンペキだ。 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 00 06 26.73 ID hnUcJAnPO 司会「さて、本日のメニューは確か…」 食通の友人「おおっと待ちな!ネタバレはもう少し待ってくれ」 司会「おっと、そうでしたね。出来上がってからのお楽しみってことですか?」 観客「なんだー?」 食通の友人「ちょっと違うな…。ネタバレってのは、お客さん達へのでなく…この子達への、さ」チラッ 食通の友人は、舞台の袖(横側の、観客から見えない位置)へ目配せをする。 すると、ステージの横からスタッフが登場し、黒い布で覆われた籠をステージの端へ置いた。 観客「なんだありゃ。籠…?」ザワザワ 観客「おおっ!出たぞ!毎度お馴染みのライブキッチン!」 観客『ショークエモン!ショークエモン!ショークエモン!』 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 00 12 46.66 ID hnUcJAnPO 食通の友人「さ、お前ら。待たせたな。ご飯の時間だぜ。カモン!」パチン 食通の友人が指パッチンをすると、スタッフが籠の横の口をさっと開けた。 食通の友人「こっち来な!さっきのスープより、もっと美味しい料理を作ってやるぜ!」 『ほんとなのかー?』 籠の中から声が聞こえる。 『やったのだ!ずっとまってたのだー!やくそくどおりなのだー!』 そして籠の中から、アライちゃん1が顔を出した。 アライちゃん1「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ 観客『ワアアアアアアアアーーー!FOO↑ーー!』パチパチパチパチ 拍手喝采が、アライちゃん達を出迎える。 214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 00 13 13.50 ID hnUcJAnPO つづく 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00 18 54.46 ID g402uaHQo 乙 アライちゃんが拍手喝采で迎えられて良かったです やっぱりアライちゃんは人気者だったんですね 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00 18 03.09 ID XZsVJ9s0o アライちゃん2はほとんど寝たきりで指一つまともに動かせない全身まひのような状態だと想像しているんだけどあってる? 221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00 21 22.60 ID hnUcJAnPO 219 作中ではゴキガイジムーブしたり、器からノロノロとソースをすするぐらいはやってます アラジビフェスとショクエモンP―謝肉祭編・その1 パート1へ戻る
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272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17 56 08.12 ID cIpfzEJHO …え?何?別にそんな事ない? だいたいわかってた? …なるほど、それは助かる。 理解が早くて助かる。 君たちが、このイベントの趣向を理解できる人間で、本当に助かる。 食通の友人「そうだ、この皿。さっきお前ら、中身を食べたがってたよな?」 銀の蓋が被さった大きな皿が、テーブルの上に乗っている。 食通の友人「オープン」パカッ アライちゃん2「…!」 アライちゃん2は、皿の上に盛られた物体を見て驚愕する。 そこに乗っていたのは、照り焼きにされた… アライちゃん2「お…おかー…ひゃん…!」ブルブル 母親の、丸焼きだった。 観客『オオオォォオオォオオ!』パチパチパチパチパチパチ 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 04 26.20 ID cIpfzEJHO アライちゃん3「」ジュワワァァ パチパチッ… アライちゃん1「た…ずげ…し…にた……ぃ…」ジュワアア アライちゃん1の体の動きが、止まった。 食通の友人「このイベントはアラジビフェス。正式名称は『アライさんジビエフェス』っつうんだ」 アライちゃん2「じ、じび、え…」 食通の友人「つまりなァーッ!てめーら害獣をッ!ブッ殺して!食っちまおうっていうイベントなんだよォーーーッ!ヒャァーーァーハァーハハッハハァア!!」 観客『YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!』 食通の友人「たくさんある美味しい料理も!食べられるのも!あげられるのも!全部てめーらアライさんなんだよォーーーッ!」 アライちゃん2「ぅ…そ…なのらぁ…」プルプル 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 11 20.77 ID cIpfzEJHO アライちゃん2「な…んで…おかひぃ…のら………」ガクガクブルブル 食通の友人「なんでだと?てめーら害獣はなぁ!ヒトの畑を勝手に荒らし、農作物を食い散らかす!経済損傷は年間3億円だ!」 アライちゃん2「は…はたけの、ごはん…たべないと…いきて…いけないのらぁ…」 食通の友人「だったらなぁ!死ねばいいんだよッ!そうだろお前らァーッ!」 観客「そうだそうだ!」 観客「その通りだ!」 観客『死ーねッ!!死ーねッ!!死ーねッ!!死ーねッ!!死ーねッ!!死ーねッ!!死ーねッ!!』 アライちゃん2「ひどい…のらぁ…!」 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 20 41.92 ID cIpfzEJHO 食通の友人「今この会場にいる人間達だけじゃない!この世の全ての人々が!」 食通の友人「いや!てめーら特定外来種とそのフレンズに生活圏を脅かされた、全ての土着生物がッ!てめーら全員くたばれって思ってんだよッ!」 アライちゃん2「ひ…ぁ…!」 食通の友人「さ、そういうわけで、てめーもくたばりなぁ!」ガシッ アライちゃん2「や、やめ…ゆ、ゆる…ひへ…」ビクッビクッ 食通の友人「じゃあ謝るんだな!この会場の全ての人々へ謝罪しろ!そうすりゃ無罪放免になるかもなぁ!」 アライちゃん2「ご…ごめんなさい…なのら…」 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 22 52.50 ID cIpfzEJHO アライちゃん2「こ、これからは…ひとしゃんも、はたけから、おやさいとって、いいのら…」プルプル 観客「あ?」 アライちゃん2「ひ、ひとしゃんのぶんも…すこしだけ…のこしておく…のら…」 アライちゃん2「おまえたちにも…はたけのおやさい…わけてやるのら…」 アライちゃん2「なかよく、わけあうのらぁ…!らから、ゆるひへぇ…!」 観客「^^#」 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 18 25 06.10 ID FeYBnN5NO 若干どころではなく草生える これだよアライさんは、これでこそアライさんだよ 282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 26 16.09 ID cIpfzEJHO 食通の友人「さあ皆さん、このガイジ、無罪放免にしてあげますかッ!?」 アライちゃん2「ゆるひへぇ…!」 食通の友人「判決はッ!!?」 観客『…』 285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 28 40.33 ID cIpfzEJHO 観客『死刑ェェェェエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!!』 食通の友人「ギルティーーーーーーーーーッ!!!!!」ポイッ アライちゃん2「あじゅいのらあぁぁああああっ!!!」ドボオオォン 観客『YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!』 286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 34 16.04 ID cIpfzEJHO 揚げ物と化した姉妹が浮かぶ鍋の中で、身体中を油に焼かれるアライちゃん2は、走馬灯を見ていた。 これまでの選択で、何を間違ってしまったのか? そうだ、あのとき。 食通の友人『ふーむ…それじゃあ約束しよう。この中から一匹だけ…』 食通の友人『お母さんと過ごしていたところへ、かえしてやろう。ホントだぞ』 あのとき、なんとかして、自分が選ばれていれば… 食通の友人「あのとき、自分が選ばれてれば良かった、とでも思ったか?」 アライちゃん2「…!」ジュワアア 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 37 07.57 ID cIpfzEJHO 食通の友人「もしそうなったら…お前を…」 食通の友人「生きたまま照り焼きにして…」 食通の友人「お母さんと過ごしていたところ…『胎の中』へ詰めてェ!親子丸焼きにしていたんだぜぇぇーーーーッ!!!」 アライちゃん2「…の…らぁ…」ピクピク アライちゃん2「」ジュワアアー アライちゃん2も、姉妹と同様に、ピクリとも動かなくなった。 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 44 02.84 ID cIpfzEJHO 食通の友人「後はこのまま、内臓までしっかり焼けるように、しばらく待てば、完成です」 観客「ブラボー!おお…ブラボー!」パチパチパチパチパチパチ 観客「さすがショクエモンPッ!俺達にできないことを平然とやってのけるッ!」パチパチパチパチ 観客「そこに痺れるッ!憧れるゥッ!」パチパチパチパチ 会場は、拍手喝采の渦に飲まれた。 司会「…みんみー…えー…、あまりの迫力に、わたくし思わず司会を忘れておりました」 司会「待ってる間、どうしましょう?」 食通の友人「そうだな…。こいつらが油に落ちてもがき苦しむ姿を、リプレイして上のスクリーンで上映するのは?」 観客『YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!』 司会「そ、それでいきましょう!それではリプレイスタート!」ピッ … そうして、10分が過ぎた。 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 53 08.65 ID cIpfzEJHO 食通の友人「えー、それでは御披露目します。今回のための特別レシピ…!」 食通の友人は、鍋からこんがり揚がったアライちゃん達を引き上げ、金網の上に乗せる。 食通の友人「名付けて…!!アラフライですッ!!」 そのビジュアルは凄絶なものだった。 猫ほどもあろうかというビッグサイズのフライから、 苦悶の表情で息絶えた、アライちゃんの焼け爛れた顔が飛び出ているのだ。 司会「さ、試食タイム!食べてみたい方はステージへ、こちらへ列を作ってお並びください!」 食通の友人「食べれるサイズにカットしてお渡しします!」 この凄絶な料理を食べようというチャレンジャーは、 …すぐには現れなかった。 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18 55 33.74 ID cIpfzEJHO なぜだろうか? …そんなもん分かっている。 当たり前の価値観を持った人間ならば。 こんなものを料理と思うことはできないし、 ましてや食ってみたいなどとは思うはずがない。 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 19 00 50.57 ID cIpfzEJHO まず第一に、見た目がヤバい。 フレンズであるアライちゃんは、見た目だけなら人間の少女と変わりがない。 それだけならば、この場に集まっている者達であれば受け入れられるだろう。 問題は、丸ごと一匹フライになっているこの姿である。 エビフライでさえ殻を剥いてから揚げるのが普通だ。 このアライちゃんは、毛皮もついたままだし、骨も内臓も取り除かれていない。 泥抜きは済んでいるとはいえ、一匹丸ごとである。 これを口にしたいという者が、いるのだろうか…? 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 19 05 13.01 ID cIpfzEJHO 観客1「おえええ…無理だわ。あんなん食える奴いんのかよ…」ザワザワ 観客2「毛皮あるじゃん…」ザワザワ 観客3「内臓とか大丈夫なの?品質検査通ってるなら寄生虫はいないんだろうけど…」ザワザワ 観客4「んじゃ俺、食べにいきまーす」スタスタ 観客1「!?お、おいおい、マジか?」 観客4「ああ、だってさ…」 観客4「ショクエモンPの料理だぞ?不味いワケがないだろ」 いつの間にか、ステージの下には行列が出来上がっていた。 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 19 09 24.73 ID cIpfzEJHO 食通の友人「はーい、じゃあ輪切りにして切り分けますよ。どこがいいっすか?」ザクザク 観客4「おすすめはどこっすか」 食通の友人「当然、腹だ!」 観客4「では、それを1つ」 食通の友人「はーい、どうもー」スッ アラフライちゃん3「」ザグッ ザグッ 食通の友人は、アラフライちゃん3の腹へ2回包丁を入れた。 観客4「いただきまーす…」モグモグ 観客4「…!」モグモグ 観客4「ンマーーーーーーーーーーイ!!!!」モグモグ 観客『!?』ザワザワ 298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 19 20 38.07 ID cIpfzEJHO 観客4「なんすかこれ!?めちゃウマ!ふほーうまい!まず内臓がウマい!」ハフハフ 食通の友人「調理の10分前に、特製ソースを飲ませておいたのさ。加熱することで、食材を内側から味付けするってわけさ」 観客4「あと、骨もコリコリしててウマいっすね!軟骨みてー」モグモグ 食通の友人「子供のアライさんは急成長するためか、骨が柔らかいんだよ。揚げれば軟骨みたいになって骨ごと食える」 観客4「皮膚もパリパリしてますね」サクサク 食通の友人「毛皮や尻尾のけものプラズムは、死後は形状維持の力が無くなるからか、加熱すると形象崩壊し始めるんだ。そこがまじでウマい」 観客4「ご馳走さまでした!アラフライ最高!Woo↑」 その後も長蛇の列が続きがすぐにアライちゃん達の姿は消え失せた。 頭も、尻尾も、すべてがバラバラになり、観客達の胃袋へと消えていったのである。 …そう、こんなゲテモノでも、食べてみたがる者はいるのだ。 その理由は、『ショクエモンP』こと、食通の友人が調理したから。 この男の実績と信頼は、それほどまでに強いのである。 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 19 22 55.62 ID cIpfzEJHO 司会「では、ショクエモンP!今回も素晴らしいショーと料理をありがとう!」 観客『ショックエモン!ショックエモン!ショックエモン!』パチパチパチパチ 食通の友人は、アライちゃん達を入れてきた籠と、その母親の丸焼きが乗っていた皿を運び、ステージから降りていった。 304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 20 46 13.62 ID cIpfzEJHO つづく 305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 20 54 37.47 ID BVY5Az8v0 頭を箸でつままれて体に衣つけたまま 命乞いするコバエとか最高でした 306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 20 56 06.65 ID tJFUbr1W0 焦らし方が絶妙だった 長すぎず短すぎず おつでした 313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 01 10 45.19 ID 2P4byRcl0 なんと言うか、ありがとう!! 最後まで傲慢なアライちゃん2には笑ったし、スカッとした。 ほかのブースも気になる。 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 02 18 34.75 ID 5/VyheDA0 これ思い出した imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 https //pbs.twimg.com/media/DBj2waKVwAAJS15.jpg アラジビフェスとショクエモンP―謝肉祭編・その3 パート1へ戻る
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860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22 42 34.12 ID oQZw67t8O 佐助「ハッハッ」 …結果オーライ、ではないぞ。 今回はたまたまうまく言ったとはいえ、狩猟は単独プレーでやるもんじゃない。 連携が大事なのだ。 調子に乗って己の力を過信すると、やがて痛い目に遭うぞ。 佐助「クゥーン」 これはお前のために言っているんでもあるんだぞ。 敵を深追いするあまり、危険な地形に迷い込み、転落したり戻ってこられなくなったらどうする。 もしくは、アライさんの罠に誘い込まれ(まあ、ないとは思うが…)、袋叩きにされたらどうする。 その時は、お前が死んでしまうのだぞ。 未来の相棒よ、早死にするような真似はよせ。 後でたっぷり躾し直してやる。 こいつらの死体を材料にドッグフードを作った後でな。 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22 47 13.27 ID 2Lyz+TXpo だが、その前に。 せっかくお前を連れてきたのだ。 ま だ や っ て お く こ と が あ る だ ろ う ? 俺は、動かなくなった子供アライさんを佐助の眼前に置く。 「佐助、嗅げ」 佐助「クンクン…」クンクン 佐助は子供アライさんの匂いを嗅いでいる。 「佐助、探せ」 佐助「ハッハッ、クンクン…」ザッザッ 佐助は、地面の匂いを嗅ぎながら、森の奥へ進んでいく。 俺は籠を持って佐助のあとを追う。 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22 52 37.19 ID 2Lyz+TXpo 俺は籠へ、動かなくなった子供アライさんを入れ、佐助の後を追っている。 佐助の進むペースは、徐々に遅くなってきている。 筋肉に疲労が溜まっているのが見て分かる。 やがて、佐助は岩の下にある穴を見つけ、そこを嗅ぐ。 佐助「ワン!ワンワン!」 俺に向かって吠えた。 さて、どうすべきか… ここまで来たのだ。やらせてやろう。 「佐助、捕らえろ!」 佐助は、岩の下の穴へ顔を突っ込んだ。 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22 56 36.38 ID /7e0sCDZO 佐助「…」ゴソゴソ 「けものなのだー!」 「こわいのだー!」 「のだああぁ!?はなすのらああ!」 佐助が穴をゴソゴソしてると、うるさい声が聞こえてくる。 佐助「ワン!」ズルゥ アライちゃん1「のあぁぁ!はなすのだああぁぁ!」ジタバタ オーケー、上出来。 あの母親の巣穴が見つかり、生き残ってたガキを捕らえたというわけだ。 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 05 18.98 ID /7e0sCDZO 佐助が獲物を捕らえてこっちへ来る。 佐助「クゥーン…」ブラン アライちゃん1「ひ、ヒトなのだ!よかったのだ、ヒトしゃん!あらいしゃんをたすけるのだ!このけものをやっちゅけてほしいのだぁ!」ジタバタ あ゛ぁ゛!? てめえどのツラ下げて我が優秀な愛犬より偉くなった気でいるんだ地上を穢すクソ虫共が!! 佐助、そいつを地面に落とせ。 佐助「ハッハッ」パッ アライちゃん1「のあぁっ!?」ボトッ アライちゃん1「よかったのだ、たすかったのだ!これでおうちに帰れるのだ」ヨチヨチ 帰すわけねーだろウジ虫。 ハエの幼虫を逃すと思うか? 俺は弾丸装填済みのエアライフルをアライちゃん1の背中に押し付け、 引き金を引いた。 アライちゃん1「びっ!」グチャアァ アライちゃん1は、派手に内臓を撒き散らして宙を舞った。 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 15 32.38 ID 2Lyz+TXpo さて、今のやつが最後なのか? 佐助「ハッハッ」ザッザッ 佐助は巣穴に顔を突っ込む。 どうやら、まだ獲物がいるようだ。 佐助「クゥーン」ザッ 顔を穴から出す。 そう、佐助は若いとはいえ大型犬。 アライさんの巣穴に潜り込むことはできない。 じゃあどうするか? …ここからは、俺の出番だ。 まずは巣穴のそばに、姉の死体を置く。 「くんくん…おねーしゃんのにおいなおだ!」 「おねーしゃんがかえってきたのだ!」 「のあー」 「ちのにおいなのだ!とりをつかまえてきてくれたのだ!」 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 18 00.15 ID 2Lyz+TXpo 俺は釣り竿の先へ、錘とスルメをくくりつける。 そしてそれを巣穴へ投げ込む。 「のだっ!?」 「たべものなのだぁ!おねーしゃんがくれたのだ!」 「これがとりなのか?」 「たべるのだー」ガシッ 手応えあり。 俺はリールを巻く。 「にげるなー!」 アライちゃん2「のだー!」スポッ 出てきた。 バカみたいなやり方だが、これが通じるのがアライさんなのである。 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 28 25.41 ID 2Lyz+TXpo アライちゃん2「かたいのだー」アギアギ アライちゃん2は、スルメをかじっている。 俺はエアライフルへ弾を込めると、アライちゃんの脳天をスコープの照準に捉え、静かに引き金を引く。 アライちゃん2「」バチャアッ 頭が吹っ飛んだ。 アライちゃん2「」ビグンビグンッビグビグガグッガグッビククッバッタタッタバタタッ 次の弾をエアライフルへ込める。 そして、巣穴を注視する。 アライちゃん3「たべものー?」ヨチヨチヨチヨチ 続いて、巣穴からもう一匹アライちゃんが現れた。 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 33 38.35 ID 2Lyz+TXpo アライちゃん3「?おねーしゃん?なんでうごかないのら?」ユサユサ アライしゃん「」ガクガク 巣穴の前に置いといた子供アライさんに近寄っている。 アライちゃん3「おねーしゃん?どちたのら?なんでへんじしないのらぁ?おかーしゃんは、とりは?」クイクイ まあいい。 アライちゃん3の頭を照準に捉え、引き金を引いた。 アライちゃん3「」グチャアァ 頭がガクンと動いた。 アライちゃん3「」ビグビグガクガクバタッバタッタタタッビグビグ ゴキガイジムーブした。脳を破壊することに成功したようだ。 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 37 51.27 ID 2Lyz+TXpo もういないのだろうか? 俺は巣穴に再びスルメを投げ込む。 「のぁー?」 「ぁー」 …かからない。 だが、声が聞こえる。 恐らく、残りは乳児だろう。放っておいてもそのうち死ぬだろう。 佐助「ウゥウゥ……」シッポブンブン 佐助が尻尾をブンブンと振っている。 これは、尿意、便意が近いというサインだ。 まいったな。 猟犬の匂いがこの辺につくと、他のアライさん達に警戒される恐れがある。 どこか、便を出しても匂いが漏れないところはないだろうか…? 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 39 25.94 ID 7+yui2zzO …そうだ。 俺は巣穴を指差し、こう言う。 「佐助、シーシー」 佐助はそれを聞くと、巣穴の前へ歩いていき、尻尾を上げた。 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 41 47.66 ID 2Lyz+TXpo 佐助「ハッハッ」ジョボボボボボ 佐助は、アライさんの巣穴の中へ排尿していく。 今までよほど我慢していたのだろう。すごい量だ。 「ぴいいぃいぃ!!?」 「やぁなああ!」 巣穴の中から乳児の声が聞こえるが、構うもんか。 続いて、佐助は尻を巣穴の上へ近付ける。 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 46 22.18 ID 2Lyz+TXpo 佐助「フゥー」ブリブリブリブリブリブリ ボトッ 佐助は、巣穴の中へ排便した。 こちらも相当我慢していたのであろう。 「びぎゃぁああああ!」 「ぴぃいいぃいぃい!!」 悲痛な叫びだ。 …俺はスコップを出すと、 土を掘って巣穴へ落としていく。 「ぎぴいぃ…」 「おがーしゃ…」 土を落としていくと、そのうち声が聞こえなくなった。 …やがて、巣穴は完全に埋まった。 これで他のアライさん共が、佐助の小便と大便のにおいに気付くことはないだろう。 俺達は、獲物の死骸を持って森を後にした。 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 51 04.85 ID 2Lyz+TXpo … 翌日。 今日はみっちり躾直すぞ。 訓練が済んだら戦利品として、アライさんで作ったドッグフードを佐助へくれてやろう。 俺は犬小屋へ向かう。 佐助!訓練だ、起きろ! …しかし、呼んでも佐助は出てこない。 どうした?佐助… 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 52 57.48 ID 2Lyz+TXpo 俺は犬小屋の中を覗く。 佐助「…ゥウゥ~…ォフゥ…」グッタリ 明らかに疲労困憊し、筋肉痛に苦しんでいる。 …あんだけの怪力で暴れたのだ。今度は回復するのはいつになるやら… 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23 58 26.33 ID 2Lyz+TXpo … ハンター達が去った後、森の中では…。 アライさん1「うぅ、また知り合いのアライさん一家がいなくなったのだ…」ザッザッ アライさん2「きっとヒトにやられたのだ……」ザッザッ アライさん3「うぅ…なんでヒトはアライさん達を殺すのだ。仲良くしようとは思わないのか…」ザッザッ ??「やあやあアライさんたち。ヒトと仲良くしたいなら、いい方法があるよ」 アライさん1「!?」 突然、帽子を被った少女がアライさん達に声をかけてきた。 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00 04 14.04 ID UavrjrOjo アライさん2「だ…誰なのだ!?」 アライさん3「この声、アライさんの仲間じゃないのだ。ヒトなのか?」 ??「いーや、違うよ~。私はアライさんの友達。フレンズさ」スッ そう言った少女は帽子を脱いだ。 黄色く大きな2つのけもみみが現れる。 ??「ヒトと仲良くするなんて簡単だよ~。戸籍をとればいいんだからねー」 アライさん1「こ…こせき?」 アライさん2「なんなのだそれ?お宝なのか?」 ??「うーん、ある意味お宝かな。ヒトと共存できる権利。うん、間違いなくアライさんにとってお宝だね」 アライさん3「欲しいのだ!」 アライさん1「探すのだ!どこにあるのだ?」 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00 10 03.56 ID UavrjrOjo 大きな耳のフレンズ「そうだな~。明日の朝、日が出るとき、できるだけたくさんアライさんの仲間をここへ連れてきてくれるかな?」 アライさん1「わかったのだ!」 アライさん2「アライさんにお任せなのだ!」 大きな耳のフレンズ「…」 アライさん3「みんなで宝探しなのだ、わくわくするのだ!」 大きな耳のフレンズ「…そういうところ、やっぱ君達もアライさんなんだね」 アライさん1「?何を言ってるのだ?アライさんは元々アライさんなのだ!」 大きな耳のフレンズ「うん…うん。そうだ、言っておくけど、戸籍を取得するには、とっても簡単なテストを1個だけやる必要があるよ」 アライさん1「テスト?難しいのか?」 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00 15 15.59 ID UavrjrOjo 大きな耳のフレンズ「簡単だよー。私なんて、10秒もせずテスト終わったからねー。アライさん達もすぐ終わるはずだよ」 アライさん2「戸籍を手に入れると、どうなるのだ?」 大きな耳のフレンズ「ヒトとおんなじ暮らしができるんだ。普段、ヒトがどんな美味しいもの食べてるか分かる?…野菜の丸かじりなんかより、ずっと美味しいよ」 アライさん3「楽しみなのだぁ!」 アライさん1「戸籍を取って、天下を取るのだ!」 大きな耳のフレンズ「それじゃあ、また明日ねー」スタスタ アライさん2「待つのだ!お前の名前は何なのだ?」 大きな耳のフレンズ「…」 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00 16 43.74 ID UavrjrOjo 大きな耳のフレンズ「…キツネ。キツネって呼んでくれる?アライさん」 アライさん1「わかったのだ、キツネ!」ザッザッ アライさん2「恩に着るのだ!」ザッザッ アライさん3「仲間をたくさん集めてくるのだ!」ザッザッ 大きな耳のフレンズ「…」 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00 17 10.91 ID UavrjrOjo つづく 戸籍取得の案内人、キツネその1 パート1へ戻る
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【ミリマス】ミリP「まさか風邪をひくなんて……」 執筆開始日時 2017/03/30 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490882272/ 概要 ミリP(以下、P)「まさか風邪をひくなんて……」ピピッ P「熱は……うげっ!39度3分?」 P「くそぅ……こんな体調で出勤したら迷惑になるな……」ピッポッパ プルルルル 音無小鳥(以下、小鳥)「はい、765プロです」 P「あ、音無さん。俺です」 小鳥「Pさん、どうかしたんですか?」 タグ ^春日未来 ^最上静香 ^伊吹翼 ^音無小鳥 ^秋月律子 まとめサイト あやめ2nd アムネジアss大全 えすえすゲー速報 えすえすログ エレファント速報 だる速 ネコミミss速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SS速報 SSでレッツゴー SSなび SSびより SSまとめプラス SS 森きのこ! SS2chLog wiki内他頁検索用 Pドル いちゃコメ ミリオンライブ 伊吹翼 作者◆SESAXlhwuI氏 春日未来 最上静香
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111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 20 59 28.01 ID fhRc0YvGO 『純情~スンジョン~』 この曲は大分前に流行った曲である。 その特徴的なダンスの振り付けが話題となり、結婚式や宴会の一発芸では大人気となった。 動画にもある通り、右手にタオルを持ち、頭の上に掲げて手首のスナップを利かせ、思い切り振り回すのだ。 そして、食通の友人は今、右手にタオルの代わりにアライちゃん2の尻尾を握りしめ、 この振り付けを再現しようとしている。 食通の友人は、籠へと近づき、中吊りになっているアライちゃん2の姿を妹へ見せつける。 食通の友人「よく見ておけ!姉妹のダンスを!」ヌッ アライちゃん3「ひっ!?」ビクッ そして、洗浄されて別の籠に移された後、意識を取り戻したアライちゃん1の前へ移動する。 食通の友人「よく見ておけ!俺に逆らった者の末路を!自分も逃げたらこうなることを目に刻んでおけ!」ヌッ アライちゃん1「や、やめるのだ…いもーとをはなすのだ…」 アライちゃん2「あらいしゃん、このままじゃだんすできないのだ!はやくおろすのだぁ!」ブラーン 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 12 15.84 ID fhRc0YvGO 食通の友人「いくぜ!オーオォ!オーオォ!オーオォォォオー!!!」ブンブン アライちゃん2「のだあああ!?」グルングルン なんと、食通の友人は尻尾を握りしめ、アライちゃん2をブンブンと振り回した。 食通の友人「オーオォ!オーオォ!オーオォォォオー!!!」ブンブン アライちゃん2「あぁ、ぁああああ!!」グルングルン 食通の友人の腕力は、鉈で親アライさんの骨盤をいとも容易く粉砕するほど剛力無双である。 握力たるや、リンゴを握りつぶすことなど造作もないだろう。 そんな怪力の持ち主が、小動物ほどの小ささの幼いアライちゃん2を、尻尾を握りしめ、 一切の手加減なく全力で振り回しているのである。 その遠心力たるや計り知れない。 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 20 00.06 ID fhRc0YvGO 尻尾を中心にブンブンと振り回されるアライちゃんには、尻尾から頭の方へと、強い遠心力がかかる。 皆さんは遠心分離機をご存知だろうか。 液体を多く含んだものを、端を回転軸にして高速で回転させると、 遠心力により液体内の物質が外側へと分離されるのだ。 尻尾を握られ、グルングルンと回されるアライちゃん2は、冗談でも何でもなく遠心分離されていた。 体内の血液がすべて頭部へと集中していく。 頭部の毛細血管内の圧力はパンパンになっており、静血流の逆流を防ぐための静脈弁は完全に機能を失っている。 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 24 30.09 ID fhRc0YvGO アライちゃん2の顔面は熟れたトマトのようにパンパンに赤く膨れ上がっている。 目は完全に充血し、血圧上昇によって破裂した鼻の粘膜からは止まることなく鼻血が吹き出す。 部屋の白い壁に、アライちゃん2の鼻から飛び出した血飛沫が赤い線を作る。 アライちゃん2「ぐぅうぶぐぎゅぐぅううぅう!!!」 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 30 28.50 ID fhRc0YvGO 食通の友人は、その後もアライちゃん2の尻尾を握ったまま、激しいダンスの振り付けをこなしていった。 アライちゃん2はガクンガクンと上下左右に振り回される。 完全に白目を剥いており、真っ赤な顔面は紫色を帯びている。 鼻だけでなく、耳からも口からも血液が流れ出ている。 これらは全て、遠心力で急上昇した血圧に毛細血管耐えきれず破裂したことによる出血である。 体外ですらそうなのだ。 果たして毛細血管の塊である脳組織がどうなっているか… ここに脳外科の医者がいない以上、誰も知る由はない。 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 33 22.49 ID fhRc0YvGO アライちゃん3「ひ…あ…ぁああ…」ガチガチブルブル アライちゃん1「やめるのだああ!あらいしゃんのいもーとがしんじゃうのだあぁ!」ガシャンガシャン そして、再び例のフレーズが来る。 食通の友人は、明らかに千切れかかったボロボロの尻尾を振り上げ、頭の上に掲げる。 食通の友人「さあラストォ!オーオォ!オーオォ!オーオォォォオー!!!」ブンブン アライちゃん2「」グルングルン 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 36 02.01 ID fhRc0YvGO 食通の友人「オーオォ!オーオ…」ブンッ 突如、ブチィッという音が鳴り、食通の友人の手からアライちゃん2の体の重さが消えた。 食通の友人「オ?」 その手には、フワフワの尻尾だけが握られていた。 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 47 04.11 ID fhRc0YvGO 尻尾を失ったアライちゃん2は、そのままハンマー投げの要領で投射され、 アライちゃん3のいる籠に向かって一直線に飛んでいく。 その速度は時速50キロをゆうに超えている。 そして、格子状の籠へと、顔面から真っ直ぐに突っ込み、衝突した。 ガッシャァンと大きな音が鳴り、その衝撃で籠が一瞬宙に浮いた。 涙を流しながら震えるアライちゃん3に、鮮血がどっと浴びせられた。 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21 47 36.13 ID fhRc0YvGO 続きは後ほど 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 22 39 57.23 ID 7NB2/XZz0 素敵なダンスでした。 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 23 02 44.01 ID QK30j8Is0 友人の腕力強いな アラジビフェスとショクエモンP―下ごしらえ編その6 パート1へ戻る
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273 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 06 12.42 ID 2Ajn/kdLo 長いテーブルに座らされる少年少女 中にはサーヴァントの姿まである ??「そんな彼らの前に現れたのは」 ??「美しくも気高く、日常の象徴ともいえる優しさを持つ女性だった」 1.SSF 2.まさか…貴女は!? 275 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 07 04.06 ID 2Ajn/kdLo 安価 下3 278 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 07 15.42 ID bFcmTPw+o 2 280 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 11 23.15 ID 2Ajn/kdLo ??「まさか…貴女は!?」 ??「そう、その美少女とは!」 京四郎「いい加減誰か突っ込めよ、おい」 五鈴「……火傷はしたくないので」 メディア「私も遠慮しておくわ」 九佳「…………はい」 基「そうだな」 大河「私を虎と呼ぶなぁーッ!」 大河「……あれ?」 質問 安価下3 283 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 12 34.29 ID lWYleJZC0 九佳ちゃんちゃんと小中学校出てますか? 292 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 17 34.93 ID 2Ajn/kdLo 九佳「……私ですか?」 九佳「小学校は行っています」 大河「へぇへぇ、なるほどなるほど」 大河「九佳ちゃんてどんな小学生だったの?」 九佳「………………普通でした」 大河「その間は何!?」 質問 安価下3 295 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 18 23.77 ID 2YCEEuHWo 女性陣の胸のカップサイズを 303 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 24 30.37 ID 2Ajn/kdLo メディア「……その質問は失礼じゃないかしら?」 夏奈「Bです」 葉月「言っちゃうの!?」 夏奈「気にしませんから」 五鈴「………私も同じぐらいですよ」 弥生「見た限りもう少し小さ――」 会場に銃声が響く 葉月「私は、Cですよ?」 弥生「ハァ…私も同じくですね」 メディア「私にはもう少し大きく見えるけれど?」 弥生「…う、…Dです」 九佳「………です」 大河「え、聞こえないんだけど」 九佳「………Eです」 【作者の勝手な主観です】 質問 安価下3 306 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 25 24.43 ID djn3g67Eo 297 297 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 18 25.43 ID xTh/90EXo 初代に質問 女の子と間違えられらたことありますか? 317 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 31 30.33 ID 2Ajn/kdLo 基「……何を根拠に」 十也「自分のサーヴァントに『妻』だの呼ばせているからだろう」 基「ああ、なるほどな」 基「それは勘違いだろうな」 基「俺は外見的に言えば女性に視える可能性はないだろう」 京四郎「じゃ、なんで妻なんだよ?」 基「『ランサー』なりの親愛の情だろう」 基「彼は、愛妻家だからな」 十也「……は?」 質問 安価下3 320 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 32 14.20 ID xTh/90EXo 七代目へ ぶっちゃけ、士郎きゅんはどう思います? また、あの可愛い喘ぎ声を聞けるなら、貴女の下僕にでも何でもなるって言ってましたよ? 329 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 37 59.93 ID 2Ajn/kdLo 夏奈「衛宮くんですか」 夏奈「……下僕は欲しくないですが」 葉月「下僕『は』?」 夏奈「いえ、なんでもないです」 基「士郎はモテるんだな」 五鈴「…兄さんを下僕」 京四郎「おい、銃を構えるな、銃を向けるな引、き金に指――ぎゃー!」 質問 安価下3 332 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 38 14.53 ID ceCKIcLho 五代目は質問 両親に言いたいことは? 338 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 43 50.86 ID 2Ajn/kdLo 五鈴「両親ですか」 五鈴「父には、士郎に引き合わせてくださってありがとう」 五鈴「母には戦う力を与えてくれてありがとう、と」 メディア「士郎も果報者ね」 五鈴「いえ、私が一番の果報者ですよ」 メディア「こんな義妹ができる私もね」 五鈴「…………はい?」 質問安価 下3 341 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 44 32.04 ID djn3g67Eo 弥生さんのサーヴァントって征服王相手だと瞬く間に蹂躙されちゃう百の貌のハサンで合ってますよね?ね? 349 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 48 57.86 ID 2Ajn/kdLo 葉月「弥生さんのサーヴァントって征服王相手だと瞬く間に蹂躙されちゃう百の貌のハサンで合ってますよね?ね?」 葉月「らしいですけど?」 基「…………」 京四郎「…………」 五鈴「…………」 メディア「…………」 夏奈「…………」 九佳「…………」 十也「…………」 弥生「……どうすればいいんですか、この雰囲気」 葉月「………え、なにそれこわい」 質問安価 下3 352 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 49 18.23 ID 2YCEEuHWo 7代目、士郎をトイレに連れ込んだときはどんな気持ちでした? 366 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 21 54 55.43 ID 2Ajn/kdLo 夏奈「特に何も」 五鈴「…兄さんに何をしているんですか?」 会場に銃声が響いた その後、何故か金属を弾いたような音も響く メディア「聞き捨てならないわね」 夏奈「ですから、感想は何もないです」 五鈴「いい度胸ですね」 メディア「私も手を貸すわ」 京四郎「女って怖いな」 十也「ああ、それは否定できないな」 基「……そうか?」 質問安価 下3 369 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 55 09.75 ID djn3g67Eo 312 312 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 29 48.10 ID HsL6rqyAO 十代目は代行者や執行人に狙われたりしたことありますか? 381 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 22 00 54.60 ID 2Ajn/kdLo 十也「殺した相手のことなんて興味はないさ」 十也「よく言うだろ?死人に口なしってな」 京四郎「何言ってんだよ」 京四郎「その言葉の意味は生きてる内に言いた事は言っておけって事さ」 九佳「……そうなんですか?」 メディア「どんな言葉も受け取る側次第っと言う事ね」 十也「ああ、質問についてだが」 十也「追われた事は、数えきれないほど有るがさっきも言った通り相手の事なんて興味時はないんでね」 十也「悪いね、答えはでない」 質問安価 下3 384 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 22 01 10.32 ID ++DAzAbDO 十也殿は女性が苦手なのかな?もしそうだとしたら理由をお聞かせ願いたい。そしてこの場で慣れておきなさい 391 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 22 08 27.83 ID 2Ajn/kdLo 十也「…また俺か」 基「好かれているんだろう?」 葉月「すぐ敗退して情報がないだけだったり」 弥生「貴女が言いますか?」 十也「…苦手だというなら人間全員苦手だな」 十也「俺が触れるだけで死ぬような脆さが苦手だ」 京四郎「その脆さが人間の強ささ」 基「お前が言うと納得できるな」 弥生「そうですね」 九佳「……そう、ですね」 京四郎「照れちゃうだろ、やめろって」 十也「やれやれ、こういうのも苦手でね」 質問安価 下3 394 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 22 08 52.59 ID 3j4rg14do 353 353 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 49 18.52 ID 3j4rg14do キャス子とキャス狐どちらがより良妻だと思いますか 403 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 22 13 09.40 ID 2Ajn/kdLo 京四郎「そりゃあ、タマモに決まってんだろ」 京四郎「アイツは器量も良ければ――――」 メディア「私の負でいいわ、付き合いきれないもの」 九佳「……でも、憧れますああいうの」 五鈴「度が好きなければ、ですがね」 京四郎「昨日だってアイツは俺に―――」 京四郎「おい、皆聞いてるよな?」 質問安価 下3 406 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 22 13 33.48 ID 2YCEEuHWo 370 370 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 55 15.91 ID xTh/90EXo あの……七代目 士郎君が「お互い最高の親友になって、一緒に喘ぎあおうぜ!」とかヌカしていましたが……大丈夫ですか? 415 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 22 17 55.03 ID 2Ajn/kdLo 似たような質問に回答していますので下 下も同一なので上で対応しますね 405 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 22 13 32.60 ID HsL6rqyAO 307 307 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 21 25 41.57 ID HsL6rqyAO 五鈴さんに質問 アインツベルンのことはあまり知らず、母親の名前も知らないということですが 小さい頃はどこでどんな暮らしをしてたんですか? 422 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/19(月) 22 26 54.24 ID 2Ajn/kdLo 五鈴「私の幼少の頃ですか?」 五鈴「母と共に、全国を駆け回っていました」 五鈴「父のための情報収集や、下準備が主ですね」 五鈴「母の名前を知らないのは、使っていたのが偽名でしたから」 五鈴「知っているだけで母は3枚のパポートと4枚の免許書を持っていましたし」 弥生「大変だったんですね」 五鈴「そうですね、お互いに」 五鈴「母の愛に気付くには、私は幼すぎましたから」 質問安価 下3 425 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/19(月) 22 27 09.31 ID djn3g67Eo 葉月さん。さっきからアストルフォをイヤラシイ目で見てるギョロ目で大男のサーヴァントがいるんですが…… 475 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 36 33.64 ID Rce6D7XZo 弥生「葉月さん。さっきからアストルフォをイヤラシイ目で見てるギョロ目で大男のサーヴァントがいるんですが……」 弥生「って、何故私じゃないんでしょうか」 葉月「………」ガタガタ 弥生「あれ…?」 基「そっとしておこう」 十也「……ああ、それが良いさ」 弥生「…そうですね」 質問安価 下4 残り2 479 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/20(火) 20 37 37.09 ID wtO2xYQz0 7代目が令呪魔翌力変換してパンチしたらどうなりますか 481 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 41 22.77 ID Rce6D7XZo 夏奈「……どうですかね」 夏奈「令呪の特性上、私の魔力に変換するのは難しいです」 十也「その前に質問のおかしさを指摘しろ」 夏奈「何がです?」 弥生「魔術師なのにパンチって」 基「接近戦をする魔術師も居るさ」 メディア「確かに、そういう魔術師も居るわね」 葉月「……なんだかなぁ」 質問安価 下4 残り1 485 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/20(火) 20 42 44.48 ID it0TTYp0o 七代目へ BLってなんですか? 491 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 46 30.80 ID Rce6D7XZo 夏奈「ベーコンレタスです」 弥生「…あのー」 夏奈「他に何かありましたか?」 基「いや、他には浮かばないな」 ―――――― ―――― ―― 492 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 46 56.80 ID Rce6D7XZo ―――――― ―――― ―― 不思議な夢を見た 493 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 49 26.98 ID Rce6D7XZo 不思議な夢だった 聖杯戦争に参加する全ての者が笑って過ごす 全ての者が、幸せだ そうか、これは私の夢 そうか、これは私の――― 聖杯である私の願い 【番外編、終了】 496 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2011/12/20(火) 20 52 18.63 ID Rce6D7XZo 番外編に登場したキャラ達 主に制作キャラ陣の設定には、作者の主観が含まれております ご了承下さい パーティー会場 - アナザーエンディング集 - 質問タイム
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No.002 吉備津彦命 前のサーヴァント:ヴィヴィアン 次のサーヴァント:大和武尊 データ 関連項目 登場歴 データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:セイバー ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:桃太郎/吉備津彦命 【コスト】:5 【属性】:中立・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:A(50) 【耐久】:A(50) 【敏捷】:B(40) 【魔力】:C(30) 【幸運】:A+(60) 【宝具】:A+(60) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:桃 桃 桃 【特性】:英雄(皇族) 【HP】:30/30 【MP】:130/130 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ V{/∨/{/{ {/{/ ,/ / ,{/{ // ,. -x.-ミ ` 。 7, 、_r<^、‐-Zア`ー=ァ' ̄ ̄二ニ=‐-、―- ” {〉 ‘ 〃マ´ マ マハ_) ) {ニ{ { `丶、 `丶-、__ ・ ' 斗く^ 、ノ-'¨└く `)ム、r_ュ} `丶、 マヽr 、_ _____ <ニニニ>、\ニニ\_ `マ {____ \ Vハ } >ォ/ x=、 \ <ニニニ>V { '゙ >--(r㍉ア⌒\_ 。  ̄¨ ‐-=ニニ==―- \ ', } //〃 r_ぅ `¨´ 、 ニニ>  ̄``≦ / ̄ \\_ `丶、 ヽ∠ {{ \ ,=、 、 〈〕 , // `{ \\_ , 丶、 > '´r―‐∧ 、 丶、_x=、 ー'}_,. -ァ // { 、 \\_ ,.イ´〃\,) ' ∧ \ ゞ='―=-‐ ´ / 、____、 \\\/{ j_/ \_|厶 \__`_ー- .,_____,. イ´ 。  ̄/ / 丶、 \ \<=((⌒))ニニ{〃、 ゝぅ_>┬ァr ´ ′ ' ,〈》 ' /{/// 丶、 i i \` マニニニ八\\r、/|-‐ ' ノ// / , /{/ // 丶、 |li |i , \ ` ̄`マ\_ノ ` <二 ⊥イ ‘ , . // ` | li |iv{ \ / `マニ=、__‐--‐=/ 。 ∠/ \ | li丶、 ! И /| 丶/{/ \ マ¨ ̄ ̄/ . ” ・ 、 }\ | li 丶、N |/ i| / / , /{/{/ ' \ 、 \ \}\} \! li | , |/{/ /{/{/ / / ∠/ ' , . }\}\ }\ }\ \ li,ハ∧| //// ,∠/ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラス別スキル】 ◆対魔力:A 種別:魔術 タイプ:常時 宝具着用時、A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術で彼を傷つけることは不可能。 【対魔術防御。魔術攻撃に対し、20点の減殺。また敵魔術師の援護5点を打ち消す】 ◆騎乗:B+ 種別:体術 タイプ:任意 大抵の動物を乗りこなしてしまう技能。 幻想種(魔獣・聖獣)を乗りこなすことはできないが、自身の僕(しもべ)は例外である。 【騎乗が可能。AGIに関する判定+1。魔獣・聖獣ランク未満の騎乗物ならば、騎乗可能】 【騎乗物が自身の『僕』であれば判定に+1補正。幻想種であるが、制限には引っかからない】 【騎乗物の破棄により、撤退時の令呪消費を一画減少させる】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ __ r<_ヽ. __,∠⌒`マニ¨´ \_ _ (ぅく ハ、 _,,.. -―…‥…‐-ミ. 庁Lぅ7^ヾ ) ', `マ丶、 ,.ィ弌 \ >―┘ ー――…‥… 、‐-ミ `丶、 Ⅵ_)7し^/〃-‐―く_ノ Ⅵ} ヾo/ 代a、ヽ \ } ヽ ニ- ヽ)7∠彡´ \ }/ /∠ } ヽxくYリ / 、_,ハ } ニ- 丶 V /{。X´ j竿ミメ,`ブ≦――丶 } ノ ニ- \ _}/〉'7 ノ/ニV彡 ヘ'´ ̄ ̄ ≠'’ { `¨“'' ‐-ミ \\ / `ニ /{ニニノ「ニ! > ´ \ ヽ. \\ _/ /´ ̄ ̄\ニj // )=- ` ` ‐-=ニ=-‐,.∠仏ぅノ ヽУ{。フ { ニ=‐- ‐-=====-‐夭仏アへ`く(,〃/仏/ }‐=ニ ニ=-‐ __/ ̄`ア´ ≫==ァ ´ ̄ ̄``丶 、 _,. -‐ _/ _厶=-‐=ニア´ =‐ ,. -‐テ ヽ `'' -‐< _厶=-‐ ´ ∠´=‐ ノ ,.イ´ ̄ ̄´ / ヽ/´ ∠=- ( ∠ニニニニヽ / _,. -‐ ァ′ /'"´ ̄¨“ ァ=ァ‐/ニニニニニア゙ / / / / / //ニニニニ/`¨¨¨´ _/ / .. / ∠ニニニニス´_ / ______/ . / ∠=≠´ ̄ ̄``マヽ { .,_ア/`⌒ヽ / 〃´‐-ミ_  ̄丶、_)ノ、 /| _,,.. ´ 、__/⌒)/{{____ノ⌒ ー- ―辻_ノ r‐=ニ´ニニL__ __/ / `ア´ ノニニニニニニ=-‐  ̄ / / ,≠ニニニア´ / ´ 辷ニ=‐ ∠ -‐ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆勇猛:A 種別:体術 タイプ:常時 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。 また、格闘ダメージを向上させる。 【精神防御判定+3補正。筋力攻撃判定+1補正】 ◆神性:B(C) 種別:異能 タイプ:常時 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 天照大御神の直系にあたる。日本国内のため、ランクアップ。 【太陽神系列の神性をBランクで保有。日本国内なのでランクアップ】 ◆動物会話:C+ 種別:異能 タイプ:常時 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらないが、 『吉備宝珠』により喚び出される三つの僕は例外。 【動物と会話可能。情報収集判定+1、また『吉備宝珠』の各幻想種の行動判定に+1補正】 ◆勧善懲悪:A 種別:特殊 タイプ:常時 人に仇なす者に対して攻撃の補正がかかる。 仇なす者であれば、種族、性格、属性、立場などは問わない。 【対象サーヴァントと敵対した場合、攻撃判定+3補正】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ◆『城割リ/島断チ』 ランク:A+ 種別:対城/対島宝具 レンジ:1~50 最大補促:300人 種別:宝具(武装) タイプ:任意 温羅の『鬼ノ城/鬼ヶ島』を斬り裂いた、大和の対城/対島魔剣。 敵を構築陣地ごと葬り去る絶技であり、同ランク以下の陣地、結界、器物を破壊する。 【真名解放型。魔力消費+20/度。真名暴露確定】 【対城/対島宝具。発動後、A+ランク以下の陣地、結界、器物を破壊する】 ◆『吉備宝珠』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補促:3人 種別:宝具(召喚) タイプ:任意 かつての温羅退治に参加した部下を喚び出す三つの吉備団子。 『戌』『申』『酉』の判が押された吉備団子を投げることで、対応する部下を一時的に召喚する。 喚び出される部下はそれぞれが強力な神代の幻想種であり、 高い知性と有用なスキルを保持し、セイバーの戦闘を巧みに補佐する。 【真名解放型。魔力消費+10/度。真名暴露確定】 【一戦闘の間のみ、『犬』、『猿』、『雉』を召喚可能。複数召喚も可能】 【ただし召喚中の消費魔力はすべてセイバーが負担することになる】 ◆『聖桃鎧・大神実』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補促:1人 種別:宝具(武装) タイプ:常時 桃太郎の象徴とされる聖なる桃の実より作られた甲冑。 神の果実で作られた鎧は周囲の穢れを常時禊ぎ祓っており、 悪霊・怨霊の類は瞬時に浄化されるほか、悪性精霊にも高い効果を有する。 また食す(破棄する)ことで一度だけだが、HP、MP、状態異常の完全回復効果を発揮する。 【利器型。魔力消費+0/度。呪詛無効の着装型宝具。真名暴露小~中】 【装着時、セイバーの対魔力、耐久をワンランクアップ(両方ともB→Aに強化)。ステータス低下無効】 【≪特徴:反英雄、怪物、怨霊、悪霊≫等のサーヴァントに毎ターン3点の浄化属性のダメージ】 【また宝具を破棄することで一度のみHP/MP/状態異常を即座に回復させる。セイバー以外でも使用可】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【背景】 孝霊天皇の第3皇子で、山陽道を制圧した四道将軍の一人。 本名、彦五十狭芹彦。一般的には、昔話『桃太郎』のモデルとして知られる。 朝廷の命により三匹のお供を連れ、吉備国を荒らす鬼の頭領、温羅(うら)を征伐。 また死後も唸り声を上げる温羅の首を、かつて鬼が愛した阿曽女に祀らせることでこれを鎮めた。 尚桃太郎のモデルには諸説あり、最も広く知られている岡山県の吉備津彦命/温羅伝説の他に 香川県には女性が主人公の桃太郎伝承も存在している。 【人物】 男の道は喧嘩の道。喧嘩上等、斬捨御免。 気にいらねえやつは、ぶった切る。文句のある奴は掛かって来い。 所謂強い奴と戦いたい系の英雄。強い奴と喧嘩できれば割と何でもいい人。 が、悪を許すつもりはない。それでも一度成敗した後は、過去を水に流し便宜を図るなど温情を見せる面も。 喧嘩には彼なりのポリシーがあるらしく、できれば対等の条件でのスカッとした喧嘩がお好みらしいが、 同時にマスターの願いや意向を無視してまで我が儘を通すほど聞き分けの悪い英雄ではない。 子供は嫌いではないが苦手。だがなんだかんだ言いながら、ちゃんと面倒見てくれる近所のお兄ちゃん。 子供のお願いは断れず、大抵の事はしかたねぇな、と済ませてくれるが悪いことはきちんと叱る。 召還理由は『強い奴と喧嘩したい』、『マスターの願いを叶えてやりたい』、『悪い奴はぶった切る』くらい。 【設定】 吉備津彦命をセイバーで召還できるのは桃太郎補正のかかる日本国内のみ。 海外ではアーチャーとキャスターにしか対応していない上、ステータスも極端に低下(BCCDBくらい)、 宝具は『吉備宝珠』に加え、それぞれ『住吉双箭』か『吉方招来・鬼哭鬼門』 のどちらかに絞られる。 ◆備考 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 代理AA : 椿定光(破壊魔定光) 代理AA(元候補) : 纏流子(キルラキル) ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:犬飼健 【レベル】:4 【属性】:秩序・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:B(40) 【耐久】:B(40) 【敏捷】:B(40) 【魔力】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝具】:-(0) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】: 【特性】:英霊(幻想種) 【HP】:25/25 【MP】:-/- ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ r― 、. ー ヘY ̄ \ r 、 , _ ,_ _ \. . \ セィ〉 ヽ、ー --- 、 _ ./. . .. .、 ヽ>z云ユ くン.\⌒∨i r--、__ン、`r. ヒ´  ̄ `ヽ, j´. . .. .. ゞ ゃ´_ >.\ 、 . . . .ヽ! `ーア. ー フ\`ヽ ̄ ̄ ̄ ー〈 _,r ´ ̄ア_ ̄, _. . . . . ..ゝ.`.ヽ.、._! /. / \ ゝー ― ‐ ― /´ . . . .,, . . . . ..  ̄ `\`ヽ. . 〉 /. / 〉,\.. .... く ... ..// cbr . 〔ユ= > `ー´ <ばうばう! ー´ , - ― - 、/ヘ - _ ..../, ヽ. | / ..... / ! レ/ r― 、 モv///ヘ \ //仝i | / ... /ヘ-ヤニ、ー - 、 / | i´ ̄\Vシ 〉 |\l k/ /ヮーヘ / /≡/!. ヘ ̄/ ̄ `ヽ. / /l l . .. \ィム L :Lj。, O〈( ) 〉〈 /≡/, -ヘ ! ト=ヾ. ヽ. i ム\ー 、. . \ヽニ<l | | ー/ ...\ /l 〉//´ イ、 ∨xfく`ヽ, ヽ. | |厂lっ\ \. .\ー―゜oレ ´ . . .\ ....\/ j.j´/ /わヘ ∨ヽ,ヽ/ヽ i . ! ヽ `tー´ゝ、二ニ-ゝ \ . . . . . . . . . . . .`ヽ ...\l .i i_で〉ム .∨ムY | l . ヽ, ヽ.ル_,/ 7´ ̄ ー ― -- ー― ――´ l ヽ T トペ,OZノi ! ! ! ヽ / ヽ ヽ.ヾ、 コ ウ ノ シ / ` ー― ‐ ´ ヽ ヽ、 _ル_´_/ ソ ヽ / `  ̄ ̄ ̄ ´ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆気配察知:C 種別:異能 タイプ:常時 付近の生命体、無機物の位置や配置を補足可能。 このランクであれば周囲十m前後の範囲をカバーできる。 【滞在エリアの敵やトラップを自動感知。エリア内での気配遮断、各種工作スキルを無効】 ◆動物使役:C 種別:技術 タイプ:常時 動物的カリスマ。 犬飼健に従う動物たちの士気を向上させる。 【味方の動物系ユニットの全行動に+1補正】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:楽々森彦 【レベル】:3 【属性】:混沌・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:B(40) 【耐久】:D(20) 【敏捷】:A(50) 【魔力】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝具】:-(0) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】: 【特性】:英霊(幻想種) 【HP】:15/15 【MP】:-/- ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ .,,,--=''==-..,_ __ ,r"... . . ... . . ' 、/ム.Yム .,r',. ,.,.. ,. !,! . !,i !,, !///i!//ム ,/ i/iリ,/,!!i'tV'''!',! !i,'!///!.!//ム /,!i,i,!ィT\! 'ィャ!Eテト,!i/i,-リ .i//,ム !/V!i',rイテ, ゞチ' リ!/!,Ii) i//,'ム ,i///!'!iゞ,'ィ., .__,,, ,リ,i!ィ' !///! ,r- .、 i///! .!ト、 '!,r ''! ./!'!リ! !///! r '""""\ .\ i///! ',/,>-.`,ィ' r'" "', .!///,! ,..! \ .! i///,! , !'.,トィ',y' '",! .'i, i .i////! / .! ' , !.i///,'!.! i//'_P__ .!i !i .!///,i / i i,/ 丶,.!///,!r'................... ! ,!',リ !///,! r' i .i '!///..... ! // .!///,! ,/' ! i 'i!'..................... ! リ' ,!///,! ,/ ,.i ! .) !.............. ! ,i' .!///,i ./ ,.ィ'" リ i / '!.',.......... ! .! .,!///,! / ,ィ' /.! i、 ,ノ /....','''- ;! ', ,'////! ,/ ,r' ,.ィi .i i"t=---" !.........'.... r'! ! !///,/ / .,!, .Y,! .! .i )、 .,! ,! ! .', ,!,リ/,リ' / .! .,!i i .i ,! i!.Y .! ,' .! ! ,',.ソ,// ./ ,r'"´ ,!/A .i .i ム, ! 丶 ! i' i"//リ' ! ,! ,!///. ,! .i _,ィ' .!, ゞ,、 ! i,.ィ-=,......!,ィ !, .,r' "'-ミ,..! 、 "-ュ,_ _,.ィ' "'.、!"-! .,"t,'_" '-' ! )---- 、 """ ゞ .'i.-、t、'i, ! ,!' "< ,. -'"~' "-t ,f'.,! 'i .! ! "'-'"´ .V i.,i`-' ,ィ ! " "-,____ !' ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆勇猛:C 種別:体術 タイプ:常時 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。 また、格闘ダメージを向上させる。 【精神防御判定+1補正。筋力攻撃判定+1補正】 ◆軍略:C 種別:技術 タイプ:常時 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 【多数対多数の際、味方の全ユニットに+1補正。また敵の対軍宝具に-1補正】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:留玉臣 【レベル】:3 【属性】:中立・中庸 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:C(30) 【耐久】:E(10) 【敏捷】:A+(60) 【魔力】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝具】:-(0) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】: 【特性】:英霊(幻想種) 【HP】:10/10 【MP】:-/- ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ . / \\ |i |i / _」 || V//| / \ \} \i|| |li/// x< . | || V、|⌒\ ____}\__) |li/r< ヽl_|| V\ 丶 ' / ` | \ / ` ヽ / , /´/ > / ̄\/ / ,x==ミ . . / //// -‐=ニ ____ /__/ {{ }} / /' / _ -‐ァ 〃⌒ヾヽ `丶、_ ∠ -‐=ニ了ヽ ゞ==彳 __ } / 〃 / 厶ゞ=彡 ノ . `マニニニニ{{/ ___ ||_〃⌒7 . / ″ / └‐ ´ }ニニニ∠x-‐¬マ|{_  ̄ {{__/ / ' / ' . ___ / \ニ∠ヘ\ 才! ア´ i / ! . /⌒ヾY ∠ニ、 }-<´ └ ´ ハ | ; / _」 { ,ノノニニ(⌒)) `マ) } ハ V | i/ / / ゞ====≠-‐ぅ¨ア/ ̄´ ヾ / | | / / . ∠-‐ヘ.、\ } / ∧ | |i / / イ . . /V____ 〉〉/\ / / ! ハ/ | | / // |. ,.≠゙´ x≦-〈〈〈 丶.,__,. ⌒ ー'ハ | V ¦! | |i/ / ' |=ァ'´. / V //>‐ァ ノ . | | | | | | |' 〃′ |/ . / , . ' ´ / ハ◯)-―◯)} . | | | | | li | | ゙ | / . ,ハ /. / / |_,. -‐‐く、 .、l l | l | | 圦 { { l . ∧ / . /`ゝ/ . /}-◯)ト\ {`丶、 l ハ \ ∧ L∠ニハ ' . / /. / . |◯)/ | ト、ヾーく \ | l /∧ l ∧ v|`ー‐ ' /{ . ィヘ / /へ/ l -― ト v }ハ \ ∧ | ∧圦 l└<_ノ} ´ . /\/ ,' l ∨ } ト、 \ / ∧! { |\\_/| ,.ィ/ . /‐-/ ハ ' / / | \ ∧ li \ └=ァ'゙ {{ . /)/ /\ .、_ノ厶. ! \ i \ / /{\ { ゞ=ァチ7 ´ / \´ // \ | i / / ∧ 丶ーそ´ {/ / ', ′/ // | | i / / //∧ `≧=‐-‐=≦ } // / ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆飛翔:C 種別:異能 タイプ:常時 翼を羽ばたかせて飛ぶことによって空を舞う事が出来る。 飛行、対空能力を持たないサーヴァントに有利に立ち回れる。 【飛行、対空能力を持たないユニットからの攻撃判定に-2】 ◆仕切り直し:C 種別:体術 タイプ:任意 戦闘から離脱する能力。 不利な状況から脱出する方法を瞬時に思い付くことができる。 【このユニットが参加した戦闘の令呪の消費量を1画軽減する】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ }} 関連項目 吉備津彦命:同一人物? 温羅:宿敵 卑弥呼:一説によれば姉 登場歴 【Fate】聖杯戦争異聞録・聖杯戦争オンライン編【安価】 1( 340~) 2 3 【R-18】SS速報・鯖鱒wikiを使って、聖杯を廻る冒険へ【あんこ・安価】 第一回 【FGO】幕間の物語Ⅱ【鯖鱒wiki】 幕間の物語 我が身が剣であるならば( 107~331)(未完) 【FGO・鯖鱒wiki】蒼輝銀河ヒッチハイク・ガイド【R-18・安価・あんこ】 http //yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1641816280/ ◆iyJ02X80tgyMの雑談所 三方幽冥大河 ギャラール 1( 288~ 468) 2( 269~ 978) 3( 485~) 4 5 6(~ 258)
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784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 22 47 47.96 ID 7DSIJ9VCo … アライさん一行の行動は無駄に早かった。 村に追っ手が来るとふんで、次は隣町… 比較的、都会と呼べる街への襲撃を始めていた。 アライキング・ボス「制圧した場所に留まっていても、戦況は有利にならないのだ!」タタタタ アライさん1「次は、もっと賑やかな街を襲うのだ!」タタタタ アライさん2「天下を取るのだ!」タタタタ アライさん3「ヒトに勝って、平和を手にするのだ!」タタタタ アライキング・ボス「大地は誰のものでもないのだ!ヒトのものじゃないのだ!だからアライさん達のものにするのだ!」タタタタ 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 22 55 29.50 ID 7DSIJ9VCo アライさん1「街が見えてきたのだ!早速襲うのだ!」タタタタ アライキング・ボス「待つのだ。ヒトは昼間しか動かないのだ。アライさん達は昼間は隠れて、夜に襲撃するのだ」 アライさん2「隠れるって…どこに隠れるのだ?」 アライキング・ボス「ふんぬ!」ガゴン アライキング・ボスは、道具を使ってマンホールを開ける。 アライさん1「地面に穴が空いたのだ!」 アライさん2「これは何なのだ?」 アライキング・ボス「下水道なのだ。ヒトはこの中に飲み水を蓄えているのだ。昼はここで寝て、夜になったら外へ出るのだ!」 アライさん1 2「「完璧な作戦なのだぁ!」」 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 22 59 57.49 ID 7DSIJ9VCo アライキング・ボス「早速隠れるのだ!」ゴソゴソ 先頭のボスが、マンホールに降りる。 アライさん1「飲み水があるのか!」ゴソゴソ アライさん2「うっ…臭いのだ。本当に飲み水があるのか?」ゴソゴソ 後を追う大量のアライさん達が、マンホールに隠れていく。 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 07 40.92 ID 7DSIJ9VCo くそ。 いきなり凄まじいものを見たせいで、ボスがマンホールに隠れるのをみすみす見逃してしまった。 まさか、アライ狩りにいく前に、街中でこいつらを見ることになるとは。 だが、今のこのタイミングは、決して悪いタイミングではない。 マンホールに入ったのは、ボスとその取り巻き数匹程度。 残りの奴ら…何匹いるんだ?あれ… 千匹近く、いやそれ以上いるかもしれん… とにかく、後ろの奴らはボスに従っているだけとみた。 つまり、今このタイミングでボスとその部下を分断すれば、 通信手段のない奴らの計画は総崩れというわけだ。 弾は百発はある。 効果は十分だ。 ここは森の中じゃないが、知ったことか。 俺は建物の窓から身を乗りだし、12連射エアライフルをマンホール目掛けて撃った。 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 23 09 41.18 ID +Ji6M9ojO ハンターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 23 11 04.58 ID BdxLlSk60 主役は遅れて登場するってことか・・・ 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 12 53.60 ID 7DSIJ9VCo アライさん3「の゛あ゛っ!」バタッ アライさん4「がびゅっ!」ドサッ アライさん5「ぐぎぇっ!」ドチャッ アライさん6「のぎゃああっ!!」バタッ アライさん7「ごぶっ!」ドサッ アライさん8「ぎびいぃっ!」ドサッ アライさん9「!?」 アライさん10「な、何なのだ!?」 アライさん11「じ…銃!?そんな、音がしなかったのだ!銃はパーンって音が鳴るのだ!」キョロキョロ 音がしてたまるか。 俺が持つ銃は、サイレンサー付きエアライフル。 威力も射程も犠牲にして、無音という武器を手にした兵器だ。 アライさん12「に、逃げるのだぁ!」ザワザワ アライさん13「逃げるって、どこに!」 アライさん14「マンホールに入ればいいのだぁ!」サッ させるか。 俺は、『マンホールに入ろうとした奴』だけを単発で撃つ。 アライさん14「ぐぎゃああっ!」バタッ 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 23 16.39 ID 7DSIJ9VCo アライさん12「ど、どうすればいいのだ!」 アライさん達は大慌てだ。 今のうちに、俺は携帯電話を出し、この状況を警察に通報する。 Googleマップで番地まで調べたからな。奴らの位置はこれで、防衛省まで届くことだろうよ。 アライさん13「ボスに聞くのだ!」 アライさん15「ボスはマンホールに入ったのだ!」 アライさん16「ボス、出て来てほしいのだ、ボス…」スタスタ また一匹、マンホールに近付いた。 そこだ! 俺は再び引き金を引く。 アライさん16「ぎゃぐうぅ!」バタッ アライさん17「ひいぃっ!!」ザワザワ アライさん16「ああああっ!あ、アライさんのお腹が、いだいのだあああっ!」ゴロンゴロン 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 27 20.06 ID 7DSIJ9VCo 副ボスアライさん1「慌てるんじゃないのだ!こういう時、敵は高いところに…」 む、副ボスか。 俺は偉そうに喋る奴の脳天を照準に捉え、5連発放った。 副ボスアライさん1「おごべっ!」ドサッ アライさん18「ひぃっ…!」 アライさん19「あ、あの建物に逃げるのだあああっ!!」タターッ アライさん達は、その場から散り散りになった。 何匹かは、こっちの建物に向かってやってくる。 ドアに鍵はかけたが、いつ蹴破ってくるか…。 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 33 38.68 ID 7DSIJ9VCo … アライさん達は、完全にその場から霧散した。 建物に閉じ籠っている者もいるが、千匹以上は来た道を戻っていったようだ。 ふぅ…これでいい。 今の俺にできるベストな結果だ。 奴らを司令塔から分断してやった。 ともあれば、奴ら雑魚どもを片付けるのは難しくない。 さて、問題は、生き残った司令塔。 奴は今、どこにいるだろうか? そこのマンホールから顔を出してくれれば、ブチ抜いてやるところだが…。 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 39 03.95 ID 7DSIJ9VCo 俺はしばらくマンホールと対峙する。 … 1時間経っても、出てこない。 というか、マンホールがピクリとも動かない。 奴はもうこの場にはいないのか、それとも俺が去るのを待っているのか。 …いや、もういないだろう。 もうこの場にいてもしょうがない。 俺はドアを開ける。 アライさん19「あ」 アライさん20「あ」 アライさん21「ヒト…なのだ」 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 39 52.73 ID 7DSIJ9VCo おやおや、ここに逃げ込んでたのか。10匹はいるか。 俺はすかさずエアライフルを単発で撃つ。 アライさん19「ぐびぃっ!」ブシュウゥ アライさん20「ひ、ひいぃっ!」 … アライさん29「」グチャ さて、これで奴らの戦力は分断した。 どう出るかな。 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 47 22.81 ID 7DSIJ9VCo … 作戦がおじゃんになったアライさん達。 あらかじめ取り決めておいた「集合場所」… 奪った村へ、集まっていた。 アライさん30「はぁ、はぁ…なんとか逃げてこられたのだ………」ゼェゼェ アライさん31「つ、次は、どうすればいいのだ?」ハァハァ アライさん32「ボスはどこなのだ?」ハァハァ アライキング・ボス「ここなのだ」 アライさん30「ボ、ボス…!」 アライキング・ボス「ヒト達…まさかこんなに早く、こっちの居場所を察知してくるなんて…驚いたのだ」 アライさん31「次の作戦はどうするのだ!?」 アライキング・ボス「…」 実際のところ、マンホールに隠れて夜襲する作戦をハンターに潰されたのは、大痛手であった。 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23 55 33.50 ID 7DSIJ9VCo アライキング・ボス「…森に逃げ込む、わけにはいかないのだ。何としても、街中に陣取らないと、この戦いは勝てないのだ」 アライさん30「次はどうするのだ?」 アライキング・ボス「…次は地下鉄から潜入するのだ」 アライさん31「チカテツ?なんなのだそれ?」 アライキング・ボス「ヒトが地面の下を通るための穴なのだ。地上の道は狭いから、ヒトは地下に穴を開けて、そこを歩いていくのだ」 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 00 30.00 ID nekZqsDio … この街は、街外れへと続く地下鉄がある。 地下鉄がある時点で結構な都会なわけだが、 今はもう使われていない路線もあるようだ。 アライキング・ボス達は、通気口から潜入し、地下鉄への侵入へ成功した。 アライキング・ボス「ぶはぁ!」ストン アライさん30「凄いのだ!今の通り道は何なのだ?」スタスタ アライキング・ボス「地下鉄に閉じ込められた人が脱出するための抜け穴なのだ」スタスタ アライさん31「ボスは賢いのだ!」スタスタ 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 05 09.54 ID nekZqsDio 一行は、地下鉄の線路を進んでいく。 数百匹のアライさんが一列になって行進する様は凄まじいものだった。 そのうち、ガタンガタンと音がする。 アライさん30「?なんの音なのだ?」スタスタ アライキング・ボス「隠れるのだ!線路からどくのだ!列車が来るのだ!」サッ アライさん31「列車って何なのだ?」スタスタ アライキング・ボス「大きな蛇なのだ。ヒトのペットで、ヒトを飲み込んで運ぶのだ。すごく速いのだ」 アライキング・ボス「後ろの奴に伝えるのだ!壁にくっつくのだ!」 アライさん30「壁にくっつくのだ!」サッ アライさん31「壁にくっつくのだ!」サッ アライさん32「壁に………」サッ 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 12 28.64 ID nekZqsDio … アライさん480「壁がべとべとくっつくらしいのだ」 アライさん481「壁にひっつくと汚いのだ」 アライさん482「じゃあ壁にひっついちゃ駄目なのだ」サッ アライさん480「なのだ!」サッ アライさんの数匹が、線路へ降りる。 ガタンガタン… アライさん480「ん?何の音なのだ?」 列車「プアアアアアアアアアアアアアアアン」ガタンガタン アライさん480「ごばっ」グチャ アライさん481「」ベチャ アライさん482「」ドグチャアアァ … 地下鉄を抜けるころには、アライさんの数は半分になっていた。 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 13 55.15 ID nekZqsDio こうして、アライさんの群れは都市への侵入に成功したようだ。 … 夜… ニュースキャスター「ご覧ください…街は、アライさんの襲撃に備えて厳重警戒体制をとっています」 アライさん30「夜が来たのだ!」バッ アライさん31「天下を取るのだ!」バッ ニュースキャスター「う、うわあぁぁ!」 アライさん30「のだぁぁ!」ドゴォ ニュースキャスター「ぐふっ!」 ついに、アライさんによる人類への反抗が始まった。 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 14 30.36 ID nekZqsDio つづく 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 00 32 43.32 ID nekZqsDio ~オマケ~ なにも、アライさんはひとつの森に固まっているわけではない。 日本のあちこちに、生息地がばらけている。 だが、アライキング・ボスの噂は、ヒトのニュース番組の影響だろうか… 日本中のアライさんに伝わっていた。 アライさん1「凄いのだ!今、すごく強いアライさんが、ヒトをやっつけてるらしいのだ!」 アライさん2「ホントなのか?凄いのだ!それじゃあ、ヒトをやっつけるチャンスなのだ!」 アライさん3「アライさん達も、こうしちゃいられないのだ!天下を取るのだ!」タタッ アライさん4「のだああああ!」タタッ アライしゃん「なのだー!」トテトテ アライちゃん1「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ 全国で、アライさんによるヒト襲撃事件は、多発的に発生した。 ニュースに映った400ナンボという数ではない。 万単位のアライさんが、一斉に人類への反抗を始めたのだった。 これにより、国の戦力は分散させられることになる…。 実験1 ~救命成功~ パート2へ戻る
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776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 08 38 33.27 ID 82dELM9IO … 食通の友人は、こないだ山で捕まえたアライさん達で、うまく料理できたようだ。 自分本位で利己的なアライさん達が、その命をもって人のために献身できたのだ。 奴らも天国へ行けるだろうか…? いや、無いな。 奴ら害獣の狼藉は、命をもった償いでも許されるものか。 地獄で罰を受けることすらおこがましい。 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 09 32 26.39 ID 2Lyz+TXpo さて。 今、俺の目の前には犬が1頭おり、俺を見つめている。 犬種はイングリッシュ・ポインターだ。 大型犬ではあるが、こいつは成犬ではなく、まだ若い。 育ち盛りであり、これからまだまだ大きくなる。 俺は犬に向かって言葉を発する。 「佐助!伏せ!」 犬はスッと伏せる。 よし、次は… 「佐助、待て!」 犬は待機のポーズをとる。 ちゃんと聞き分けているな。 俺はそのまま、部屋の外へ出る。 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 09 38 04.26 ID 2Lyz+TXpo そして、部屋の外にある籠罠へ近付く。 籠の中では、立って歩けるくらいの発育状態のアライさんが眠っている。 生後8ヶ月程度だろうか。身長は1m程度だ。 アライしゃん「すぴー…すぴー…」zzz 俺は籠を掴み、犬が待つ部屋へ戻った。 犬は、待機しながら、籠の中のアライさんを見ている。 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 09 48 17.38 ID 2Lyz+TXpo アライしゃん「すぴー…すぴー…」zzz この状況で、よく寝ていられるものだな。 俺は籠を蹴りつけ、ガシャンと音を立てる。 アライしゃん「のあっ!?」ビクッ さすがに起きたようだ。 アライしゃん「な、な、なんなのだここは!?あ、ヒトなのだ!それと、どうぶつがいるのだ」 アライしゃん「ヒトしゃん!アライしゃんをここからだしてほしいのだ!あ、そのまえに、あのこわいやつをおっぱらってほしいのだ!」 注文が多いな。 オーケーだ。 佐助、部屋から出ろ。 犬は俺の命令通り部屋から出た。 単純な動詞だけでなく、「部屋から」という部分まで理解できるのは、 飼い主として利口さを自慢したいところである。 今開けてやるからな。 俺は、籠を開ける。 アライしゃん「やっとでられたのだ。ヒトしゃん、ありがとうなのだぁ!」 アライさんの子供は、親と違って礼を言うことがある。 幼いうちは人になつきやすいというアライグマの性格だろうか。 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 09 56 54.67 ID 2Lyz+TXpo アライしゃん「あらいしゃんのおうちはどっちなのだ?おかーしゃんのいるとこにかえるのだ」トテトテ 二足歩行に慣れてきたばかりといった様子である。 まだバランスを取ることに慣れていないようだ。 アライしゃん「そのまえに、おなかすいたのだ。ヒトしゃん、このへんにたべものがとれるはたけはあるのか?」 この野郎。 俺がてめーらと同じように、野菜泥棒してるとでも思ってんのか。 ああもう無理だ。限界だ。 食通の友人を見習い、こいつらと会話して情報を引き出す術を身に付けようと考えていたが、 こいつらはあまりに頭が悪く、会話が通じない。 話しても何も得られず、ただストレスが溜まるばかりだ。 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 10 02 24.90 ID 2Lyz+TXpo もういい、こいつへの用は、あと1つのみだ。 アライしゃん「アライしゃん、このへんをたんけんしてごはんさがすのだー」テクテク 俺は部屋の外に向かって叫ぶ。 「佐助!捕らえろ!」 途端に部屋の外から先程の犬が飛び出して、アライさんの子供目掛けて走ってくる。 アライしゃん「のだあぁ!?こ、こわいのがきたのだ!にげるのだぁ!」トテトテ だが、歩くのに慣れないアライさんのスピードでは、犬から逃げ切れない。 犬はアライさんの首に噛みつき、地面に押し倒す。 アライしゃん「のあぁっ!」 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 10 21 20.58 ID 82dELM9IO 「捕らえろ」は、獲物を捕まえて拘束するという命令だ。 よし、合格だ。俺はアライさんを再び籠へ戻そうと… アライしゃん「いだいいぢゃいいだいいぢゃいのらあぁ!のだあああぁぁぁあっ!ヒトしゃん!だじげでぇぇぇっ!びいぃぃっ!」ジタバタ 犬「ガウ!ワウウゥ!」メリメリ …おい待て、何をしてる!? そうじゃないぞ!「仕留めろ」の指示はまだ出していない! 佐助、待て!待て! 犬「ガウ!バウウッ!」ブンッブンッ アライしゃん「ぎびっ!ひぎっ!」ドゴッベゴッ 犬は、身長1mはあるアライさんを軽々と振り回し、地面へ何度も叩き付けている。 アライしゃん「の゛だっ!のあぁぁっ!」ブシュウゥゥ 首には歯が食い込み、血がボタボタと吹き出ている。 佐助!そうじゃない!殺すことまで命令してない! 俺は再度命令する。 「待て!」 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 10 29 58.48 ID 2Lyz+TXpo 犬「フゥッ…」ポイッ アライしゃん「ぎび…ひ…ぅぁ…」ドサッ ピクピク 犬はアライさんを離した。 首から血が流れているが、あれは頸動脈のダメージではない。 致命傷ではないだろう。 まあ、命令を間違えたのは訓練し直すとして。 「待て」の命令を聞いた分良しとするか… 犬「バガウゥゥ!ガルルゥグャウウゥゥ!」バグンッ アライしゃん「ぎびぃぃーーーっ!!??」 犬はアライさんの腹に噛みついた。 おい!待て!待て!ってば! 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 10 43 51.90 ID A4nPdJRZ0 訓練された犬ですら、アライさんへのイラつきを抑えられないのか… 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 10 49 15.62 ID 2Lyz+TXpo 犬はアライさんの腹に噛みつき、腹の肉をメリメリと引っ張る。 アライしゃん「あぎゃぁああーーーー!ぎぴぃぃいぃーーーっ!!」ジタバタ 俺は何度も「佐助!待て!」の命令をするが、 犬は頭に血が上り、耳に入っていないようだ。 犬「グバウゥゥーッ!」ブヂイィ アライしゃん「いぢゃいのだあああああああああああ!!!!!」ブシュウウゥウ 犬はアライさんの腹の肉を噛み千切った。 薄い皮膚と脂肪層が引き裂かれ、未発達は腹筋が露になる。 言っておくが、うちの犬は普段はこうじゃないのだ。 小鹿やイタチで訓練するときは、「捕らえろ」の命令で必要以上に傷付けることはないし、 「仕留めろ」の命令の最中でもちゃんと「待て」の命令を聞いてくれる。 それに、まだ成犬でないのだ。 今までこいつは、体長1mの動物をブンブンと振り回すパワーなど見せたことがないし、 腹の肉をあっという間に引き裂くような、成犬すら超えるアゴの力があったなどと、飼い主の俺ですら今初めて知ったのだ。 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 10 58 13.83 ID lzsIFwrwO 犬「ウゥ!ガウルルゥ!」ガブゥブヂィ アライしゃん「いぢゃい!いぢゃいぃぃ!ヒトしゃん!だずげでえぇっ!こいつをごろじでほじいのだあぁ!」 あ゛ぁ゛!? 何の義理があっててめーのような害獣を助けなきゃならねえんだ。 死ぬのはてめーだクソガイジゴキバエがぁ! 「佐助!仕留めろ!」 …しまった。 訓練の予定にはなかったのに、つい余計な命令を口走ってしまった。 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 11 07 48.64 ID 2Lyz+TXpo 犬「グギャルルルゥゥウーーーッ」ガブブヂイィ アライしゃん「ごぶえぇーーーーっ!!」ズルズルウゥゥ 俺が間違えて「仕留めろ」の命令を出した途端、 犬はさらなるパワーでアライさんの腹筋を食い破り、腸を引きずり出した。 おおう、何だこれ。 お前本当に犬か? こんな所業は狼とかチーター等の猛獣がやる芸当だぞ。 犬「ギャウウゥゥウゥ!」ブヂィポイッ ブヂィポイッ アライしゃん「ぶぎいっ…ご…ぼごぼぇっ…」ブシュウウゥウ 腸を引き裂き、腎臓を噛み千切り、肝臓を引きずり出し、胃を切断し、膵臓を放り捨てる。 犬は腹から引きずり出した臓物を、噛み千切って辺りへ放り捨てていく。 …おいおい、もっと効率的な仕留めかたはいくらでもあるんじゃないのか? 俺は小鹿とかで教えたぞ。 動脈とか神経束とかの急所を狙えば、必要最小限の力で効率的に仕留められるのだと。 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 11 59 23.52 ID 2Lyz+TXpo アライしゃん「ぎ…び…」ピクピク 犬「ハッハッ…クゥーン…」 消化器系の内臓をバラ撒き終わった後、犬は大人しくなる。 まだ循環器系は残ってるが、このまま放置すれば死ぬだろう。 「仕留めろ」の命令は完遂した。…結果はともかく、やり方に問題を感じるが。 この犬は、訓練中の猟犬見習いである。名は佐助だ。 猟犬は俺の家系を代々助けてくれたパートナーだ。 その嗅覚で獲物を探し当て、速いスピードで獲物を追い詰め、格闘する。 その最中に、俺ら狩人が獲物を銃で仕留める…。 猟師と猟犬の連携によって、獣を捕らえるのである。 もうすぐ、実戦経験を積ませようと考えている。 佐助のやつは、普通の獣を狩るときにはまともに命令を聞くし、並の身体能力で狩りをするのだが…。 アライさんを狩るときのみ、異常に狂暴になり、まるでリミッターを解除したかのように体の力を振り絞るのだ。 そしてその後2日は、筋肉痛と疲労でヘトヘトになりやがる。 一体、なぜなのだろうか…。 こいつをアライさん狩りに連れていっても大丈夫だろうか。 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 12 00 22.85 ID 2Lyz+TXpo つづく 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 14 43 06.97 ID ycyFai+d0 アライさんの容姿と言動のウザさは そうそう訓練で克服できるものではなかったかw 若い猟犬のデビュー サスケェ!その2 パート1へ戻る
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No.4029 鳥山石燕(佐野豊房) 前のサーヴァント:フランソワ・デュヴァリエ 次のサーヴァント:サラ・ウィンチェスター データ 登場歴 データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:キャスター ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓ 【真名】:鳥山石燕(佐野豊房) 【属性】:中立・中庸 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 【筋】:E(10) 【耐】:E(10) 【敏】:D(20) 【魔】:B(40) 【幸運】:B(40) 【宝】:A ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 、ト、) ト、 \N、 ト、} ヽ ヽ\ ` Vi 、_ゝ`ヽ / /ィ リィ > /// _ _ イ リ 〃 ノ /__ Ζィ".ィ、‐ミx/ィ≦ィ, Υ ∠, 彳ヘヽ"'¨¨`, イ斥くイ } < 八(|`iヾ ′`¨゙`リノヽ 厂 /ト゚! ヽ》 イ〉∧ト、! ´フ「Lム `≦=‐-'==*′″` _,/カΓ∧ イ从 くー-、__]__{_、/ヘ//イ_ ∨ > Ⅴ/ ヽ,゛ /〈 `ー- _ 〈  ̄ ,ィ ∨ヽ } ,′ヽ r―━━`、 . < `ゝ / ノ '〔 ∨/`ー- . _, < r、〈 〉 \`ー、 >― ∨、 >,ィ> ._ ′ ( )ハ 〕,....、 \ 、 / }、 ( {ノV }ヽ `. ′\く ヽ′ノ彡 〕、i || /} \ ヽ ノ,イミ } { くヽ ゝ 、ニ二、 〉!...../ || 〃ノ〉 丁八_ ,/、 ´( Wレ1 〉 ヽ,゙ || / /r⌒) / / 「 )、 Υ. 八 ノ [\、|| 〃/! ! 厂ヽ / /`} イ }ク. 〕r 、 ∨´`ー= _ ∧_メ. 辷.__/ Wイ }r/ ∧ ヘ{´}∠ヾ / ∨ ∧ ヽ冂/ 八 ! >_ ノ^ 〉 r' 〉ハ =- Σ )´ ∨ /ー.| .|ー { レvイ .ヽ/ /⌒. ハ ∧ V、ヽ ノ /}`ヽ / | .| } 八 ノ,′ ヽ 廴/  ̄ ̄`ー、_ { ∨ _,、{ 《二 二》{~'く キ ゝ/ /゛ ヽ ハノ ∨_, y r' 〈 | .| } ト⌒ ,'___/ ゙、ト、 ヽ / ∧ N. / )ム ∨ ∨ ミ \,゜ \ }, ヽ \ } y ソ彡 }冫-个- ∨ _, r' \_ \ , ゙、 ノ ア ト≧ / ´{` ヽ ∨ Y 7. フ\ / 〃、 ‘, r┛ Ⅵト' 〈 〈j { V ※ =く / ___ _〃 〆ヽ ヽ ̄`ー´〈 f ゝ//\_/\ヽ /. 人 ノ/ ,′ニ≠ミ 、 ´〃、 \  ̄ヽ / ̄| ̄ ̄ ̄| ̄/___/ ,′ ̄/`ヽ / 代理AA:忍野メメ(化物語) ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラススキル】 ◆陣地作成:E 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 だが彼が作るのは結界ではなく、自らが快適に絵を描くことのできる空間である。 ◆道具作成:E キャスターは魔術師ではないので、魔術的な道具を作成することができない。 新たな妖怪を描き加えるために必要な道具(和紙、墨など)を作成することは可能。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【固有スキル】 ◆芸術審美:C+ 芸術作品、美術品への深い造詣。 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、それなりの確率で真名を看破することができる。 特に、絵画や妖怪に関する宝具に対し、高い効果を発揮する。 ◆命名の呪縛:EX 不確かで曖昧な存在だった妖怪の姿を画図に描き、名を与え呪で縛ったことに由来する特殊スキル。 魔と認識される事象や、それをもたらした対象に、妖怪としての名と姿を与えて画集に描き加えることで 対象に魔としての属性を与えた上でキャスターの支配下に置く。 【以下の条件で発動可能】 ・対象が聖なる属性を有していない。 ・対象が魔としてみなされるような行動や結果をもたらしている。 (例:魂喰いや殺人事件、不特定多数を巻き込む宝具展開など) 【効果】 ・対象を妖怪として陥れることで魔の属性を付加させた上で、支配下に置く。 ・仮に対象が英霊であった場合は支配下に置くことは不可能だが、英霊としての格を低下させステータスを減少させる。 ・生来、魔の属性を持つものには更に効果が倍増する。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ∧ / ̄ ̄\ / 、 /ヽ、___ノ| ∧//⌒ヽヽ∧ /⌒( i " i | ./ ヾヾ ( i .-┸- i i ) | i | i ゞ","",,ヽヽヽ二二/-/ / ヽ | i ″) _ i'i,,,/7-、,_ ヾ ,, ,, ヽ  ̄ ̄ ̄ ノ | i i .丿 ヾ、゙ヽ ゙' '/彡 /ヾ ,, ,,ヽ ( / )/ | ∥i / =ミ ,、、_i i,L,_'゙=i-、 | ヾ ,,,, ヽ "──"" ノ(/| ii | ) ./'゙彡r|, ニt /-ミ' ゙l, ヽ ヾ ,, ,, ,,.ヽ ノ ./ .|__ii___|ヽ ,,/ .,゙''i、l'=''(・)j)ノ゙ i i、_ ヽ ヾ ,,, ,, \ / i⌒( ̄ ~ | '1--、| l,゙l'rェェ,.l゙j゙./゙⌒ヽミ i⌒j、ィ⌒j / )==(○)==( ヽ- ̄ ̄ / l゙i i .n i;ヽヾ'=|'゙/゙/i゙/!j゙!ji゙ ,. ‐-ゝ,J'ー'`li' (⌒-/",,--______-- ",, ヽ ゝ─-- / Yt'‐リ゙'゙´ ゙ヽ‐|'゙ ´゙゙.i、,_ノ 」、_)´ ||,r´ ̄lj⌒j .(__/ヾヾヾ ,,, ,,, ,,-ゞヾ/ ヽ.,,_,,/ .|N'゙rエニニlニコニニ'l、, r'´、_ノヾ lj 人 ,) ヽ( ソ""""\ ヽ i_/ r'゙´`゙'=;、,,、,、---、ゞ'゙ ゙ゝ { 、jヽ、‐-u-─イ lnj (⌒""`--.,__) /ヽ ) ヽ,_r゙'L,_ `゙' ゙`〉 lj {,nl rJ ~ (~`─" \ (~ / r‐'''゙ _,) i‐'゙ ぐ_ , ',ニ __7 lj {j ,l L==、丶 (_,,,__,,,, ) \  ̄ゝ .゙ヾ-'゙ ゙\ 、ろ ( ( ( 'ー'-‐'^ーー‐` ) ) )  ̄""" ヽ.,,__ゝ ゙ー゙´ ヽ、ヽニ二二_二二ニ‐' ノ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ◆『百鬼夜行・序章 逢魔時』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:500 『石燕・百鬼夜行画集』を起点とした連続召喚による百鬼夜行の再現と、召喚した妖怪による蹂躙攻撃。 ある程度、方向性や攻撃対象を定めることは出来るが、百鬼夜行を完全に制御することは難しく、 長時間の展開には注意が必要。 また、百鬼夜行の特性上、この宝具を解放できる時間帯は逢魔時、つまり夕刻以降に限定される。 「黄昏をいふ、百魅の生ずる時なり。世俗小児を外にいだす事を禁む。一説に王莽時とかけり。 これは王莽前漢の代を簒ひしかど、程なく後漢の代になりし故、昼夜のさかひを両漢の間に比してかくいふならん」 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ._..-シ'′ ,ノ./ .,ν ,/゛ ./ / ._..-'"゛ _..-'″ ../ . l゙ .,i''レ′ ,ノ/゙,, ,..-'" / _../ .,i',゙_z-‐'" メ し¨¨" ̄ ̄ ̄゛て_ニニ--‐''" ̄ ̄ ̄ /゛ ./ / ,i〃゙ ,..-'"゛ .,/ン''"゛ .‘゛ . _ノ '" ..i | / 'リ′/ f'" _,, -ー'''"゙゙'” 〃./ / ./ . / ,,-._..-'"゛ ______ / し 〃/ ! ./ ,. /し'" _z-ー¨¨¨⌒´ ⊇ニニ二二二二 /゛ / / ,iソ゛ ,..‐/,/ _z─-‐'" -‐‐ニ二 " / i./ . ,..-'"゛ ″ / 'ヘ;;ーz___ .`''-.,゙' 〃 / ./ _..i / \ ゙゙'㍉. `'-、. ./.! ! / ,,/ r'"〃 `'―'''''^″ .`''-..、 .i.l",! i′ i!''/ ./ l′ ___ .,ill | l /{ / ./ `\ ̄´ ./リ ,! ./ }/ i! ._ / ヽ .i''i.! .ll゙ |, .!l. ,! ミ | | .! /l、 リ ヽ .l ││./ l ,, /゛│ `'廴 'ニー ,,_ .l l .! .ネ ! | `'-、 .`''-、 ! l l ! .} { \ 廴__ ヽi .|| l、.l / ゙''-、 | ″ ∥ .l/ -.._、 ゙''-、 、 │ .、 .!| `'、`'-、 ゛ ..ヽ、i,,ト .カ, | l \ ヽ, .i .゙!//! l l ! ヽ、 /{ } ゙'、|し l レl l !ゝ .! / ! l.!イ { i !、.l ヽ ㍉.〟 / │ ,}|′ } |{ ヽ ㍉、 ヽ. `乂ヽ ,i} / ,! ./ ゛ イ ノ し 、.\ 丶 .'ト, ヽ ヽ _ // / / / .{ .i| ./ イ . `-..} l\ ヽ `'-..,_ _,,〃 ._..-'"∠z-'" { ィ / イ /レ } 〟 .}ヽ, .ヽ, `'-,ヽ ´゙¨¨¨¨¨´"゙゙´ ..┴'″ `゛/ / / _..-゙ /リ . \ \\ \ {し¨´ ~゛ { ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ◆『百鬼夜行・終章 日の出』 ランク:A+ 種別:対魔宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:800 『今昔画図続百鬼』の最後の項を飾る、全ての魔を滅ぼす仏頂尊勝陀羅尼の炎をもたらす。 キャスターの著作に限らず、多くの百鬼夜行絵巻の最後は日の出で締められており、 これは夜が明け、太陽が昇ることにより百鬼夜行、悪鬼羅刹が消滅していく様を表している。 「夫妖は徳に勝ずといへり。百鬼の闇夜に横行するは、佞人の闇主に媚びて時めくが如し。 太陽のぼりて万物を照らせば、君子の時を得、明君の代にあへるがごとし。」 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【weapon】 ____ 〃´/ 7ヽ, // / / .//} // / / .// /' ̄ヵ' ̄ヵ' ̄ヵ' ̄,ヵ' ̄ヵ' ̄ヵ' ̄,ヵ' ̄ヵ' ̄ヵ' ̄,ヵ' ̄ヵ' ̄ヵ' ̄'7 // / / .// / // // // // // // // // // // // // // // / / .// / // // // // // // // // // // // // // // / / .// / // // // // // // // // // // // // // // / / .// / // // // // // // // // // // // // // // / / .// / // // // // // // // // // // // // // // / / .// / // // // // // // // // // // // // // . // / / .// / // // // // // // // // // // // // // //_/__/_.// / // // // // // // // // // // // // // 〃ィ7三ミヾ//./ // // // // // // // // // // // // // {l「({{句j刈}}./ // // // // // // // // // // // // // ヾ弋沁少ィjリ_,ヵ'_ヵ'_,ヵ'_ヵ'_ヵ'_,ヵ'_ヵ'_ヵ'_,ヵ'_ヵ'_ヵ'_,ヵ'___// ヾ=一"'ーー' 'ーー' 'ーー'. 'ーー' 'ーー' 'ーー'. 'ーー' 'ーー' 'ーー'. 'ーー' 'ーー' 'ーー'. 'ーー'ー'′ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ◆『石燕・百鬼夜行画集』 生前、キャスターが制作した 『画図百鬼夜行』、『今昔画図続百鬼』、『今昔百鬼拾遺』、『百器徒然袋』の4作品、全12部からなる妖怪画集。 描かれている妖怪を召喚することができる他、妖怪となり得る存在と、必要な道具さえあれば新たな妖怪を描き加えることも可能。 画集に描き加えられ、妖怪として縛られた存在はキャスターの支配下に置かれる。 ◆『妖筆・毛倡妓』 妖怪、毛倡妓の髪を用いて作られた妖筆。 この筆によって描かれた絵画は高い魔力を帯びる。 また、キャスターはこの筆を何よりも大切に扱う。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ry‐ ミ r‐ r 、 f乂 . r―ミ 乂} f乂 ハ -- У\\ 乂} 乂_ \ ´ ` / \ }_乂 \ \ ' ; / /ソ \ \ / i ! . / / \ \ i | i /| /i | i / / \ \ i | {_| l/ 、 |/ l/ レ} l ! / / \ \ __/ { 彡=ミ 彡=ミ } \__ / / \ \\__ >`⊃ ⊂ < / / / \ \/_人 ヘ f´ ̄ ̄v'} ハ人_{/ / \ \ `人 乂 __.ノ 人.´ / / \ \ 、 . イ / / \ \{ヽ.i` ー ´i/}/ / \ ,ゝ} { . / ∧ / / ` ´ V . ∧ \ / V / / ∨. / , // 〉 \/ V--──‐⊆⊇──--V ′/ 〈 {\___ /__/ }'"  ̄ ̄/人\ ̄ ̄`'{ ' __ 丶_// | | \ | | / \ l l / 毛倡妓 \ | | / 代理AA:忍野忍(化物語) ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【来歴】 江戸時代後期に活躍した妖怪絵師。また、絵描きとしてだけでなく俳人としても広く活動。 狩野玉燕から絵を、東流斎燕志からは俳諧を学び、自身も喜多川歌麿や栄松斎長喜など多くの弟子を育てた。 『画図百鬼夜行』をはじめとする妖怪画が有名だが、石燕の描く妖怪画は恐怖心よりも、むしろ微笑みや奇妙さを誘う作風が特徴的である。 これは石燕自身が幼いころより妖怪の存在を知り、妖怪と共に育ってきた環境にあったため。 彼にとって妖怪とは身近なものであり、家族とも呼べる存在であった。 しかしながら、一般の人々にとって妖怪とは不確かで恐ろしく、理解しがたいものだった。 このことを悲しんだ石燕は、妖怪の姿を絵に描くことで多くの人々に友好的な妖怪も存在する事を理解してもらおうと、絵描きになる事を決意。 幼いころより、共に育ってきた妖怪から受け取った髪で作った妖筆と、石燕自身の才能により彼の妖怪画は大変な人気を博した。 ところが、妖怪画が人気になり、多くの人々に認識されたことで妖怪たちの神秘はどんどん希釈されていった。 それだけでなく、妖怪を描き、名を与えるという行為は妖怪たちの力を縛ることにも繋がっていた。 晩年、最後の妖怪画を描き終えた頃には彼の知る妖怪たちは力を失い、彼が愛した妖怪も消滅する寸前だった。 そのことに気づいた石燕は、なんとか妖怪たちの神秘を取り戻す方法を模索したが、寄る年波には勝てず他界。 最後まで自身がもたらした結果により、妖怪たちの神秘が薄れ、駆逐されていった事を悔いながら亡くなった。 石燕が亡くなってから後を追うように、彼が愛し、彼を愛した妖怪も消滅した。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 、 )\ _ _ _____ヾ⌒ ` /< / ⌒> \ /―― ――=彡 > > ´ < _ 彡 / \ ⌒7 / ,' / 、 \ __\ _彡' / { ∧ / \{ _\ <  ̄ 7 ハ /∨∨i/ /ヘ \ \⌒ |/} /_ ∨,,tッァ /イ /'^ 〉 ノ / iy -- | ノr‐/'/ \ / | √/ r―― ` 、 _ァ‐ ,┃∨ヽ/ __)―...、 に ̄\\ /'╋/...../.................\ _ 、__ \ゝ /....../...ニ=―...........人 ( \ ノ从ソr</....../-----==ニ> 、....ヽ \ \ /|ハ}>'" \ \.... \/\__ _/>'"/\/ Ⅵ _( 7≧<ニ\ _ ,, '" |\/∨ / ノ ! _|(ニニ≧ ニ/ニ><ニニ//\/\ / /// __ -== / |ニニ≧ 、ニ \_/ニ/ニ/V { \ -=ニ イ. . . / |_ヽ ___ニニニニニ/ニ/ニ{ ヽ _ ----------=≦. . . . . . . / / ハ_ノ \ニニニニ {ニiニ |_ -== /. . /|/|. . . . . . . . . . . \. . . . ../ ー \__彡ヘニ=- " /. . / 〃_|. . . . . . . . . . . . . .  ̄. /  ̄ /../=//= ̄|. . . . . . . . . . . . . . . . / _/../. .ノ// !. . . . . . . . . . . . . . . / /. . . ./. . /^人__/. . . . . . . . . . . . . . ., /. . . ./. . /{ /  ̄ /. . . . . . . . . . . . . . ./ /. . . . /. .|  ̄ | , - /. . . . . . . .| . . . . . . イ /. . . . . .//-r-< ニニ\' . . . . . . . . |. . . . /. | /. . . . . . . /--- |___/ ` </. . . . . . . . . .|. . . . . . . | { . . . ./⌒/ニニ |ニ,/≧ 、 /. . . . . . . . . . .|. . . . . . . | ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【聖杯への願い】 失われた日本妖怪の神秘の再獲得 ・そのための手段:自身が描いた妖怪画の存在を抹消し、妖怪の神秘が失われなかったif の世界をもたらす。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【性格】 普段はひょうひょうとしていてやる気なさげに見えるが、聖杯にかける願いは人一倍強い。 佐野豊房と呼ばれることを嫌う。 これは、自らは妖怪を滅ぼした罪人“鳥山石燕”であり、妖怪と共に育った“佐野豊房”の名を名乗る資格は無いと考えているため。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【備考】 宝具『百鬼夜行・終章 日の出』の存在により魔の属性を持つサーヴァント、マスターに対してアンチユニットとなります。 スキル:命名の呪縛との組み合わせにより、討伐令が出されるような陣営に対しても脅威となります。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 登場歴 七つの家で聖杯戦争・第五次(第四シリーズ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】 1 2 3( 979~) 4 【テストプレイ】この聖杯戦争には主人公がいないようです【PBW】(未完) 【Fate】SS速報・鯖鱒wiki~総選挙2022~ 本選2位入賞記念短編:橋姫( 291~339)